文化・芸術

2019年8月26日 (月)

悪魔の森に行ってきた!(2)

以前、ココがよく見える特等席だな!
と、二階席最前列ど真ん中に席を取ってみたら
目の前の手すりが低くてスカスカだったので
席に着くまでの通路歩きが怖くて怖くて
身が縮む思いをしたので
今回のうっかりポチりの三階席がどうなんだか
ドキドキです。

早めに会場入りして
そっと三階席の扉を押す...

するとこんな景色!!!
Img_6534
うわぁ〜怖いー!😵
   

めっちゃ怖い! (((((゚ロ゚屮)屮



と、1人ビビる......が


いざ自分の席についてみると意外と前の方で
Img_6535
こんな感じ!(席に座った状態で撮ってます)

全然怖くない!
  

むしろなんだかすごくいい!
中央から見るよりステージ近いし

思ってたより全然良い席で
チケットよく見たらS席と書いてある!
最後の一席だったから期待してなかっただけに
これは嬉しい誤算です。

今後全てこの席指定で買おう!
と思うぐらい気に入りましたココ(笑)  



で、いよいよ始まりました。
私にとっては初めてのオペラで
そして初めてのデーモン閣下生声でもあります。
 
まずはデーモン閣下の歌声。
思ってたより優しくて繊細な歌声で

う〜〜〜ん、何かを思い出す。。。

あ、そうだグループサウンズのボーカル的な
雰囲気だわ(・ω・)b

(こんなこと言うと熱烈ファンに怒られそうだけど
 きっと例えが古すぎて何言ってるかわかんないよね💧)

でも演奏は弦楽四重奏(←すごくいい!) だけど
それが実にしっくり合っている。

ゴージャスな悪魔だな。。。

と思っているうちに
もっととんでもないゴージャスなオペラ伯爵が登場!
(ソプラニスタの岡本知高氏)
  

そして私はびっくりした!
  

だって岡本知高氏がすごく大きいんですもの!!!
デーモン閣下がちーちゃく見えるんですよ!
   
(三階席で上から見下ろしてるせいか?)


デーモン閣下ってあんなに小さい人だったの????


って言うか、岡本氏が大きいんですよね?
ゴージャスな衣装もかっこよくて素敵で....


そして何もかもが超BIGなの!


(肺活量13000ですってよ!)
  

声なんか想像はしてたけど

突き抜けました。
やはり生声の威力ったらもぉ〜。

バロック音楽はとても好きなんだけど
オペラは特に好きと言うわけではない私でしたが
この日歌ってくれた曲は
ほとんどが聞き覚えのある有名な曲ばかりで

とても聴きやすかったし
生声の迫力に圧倒されっぱなしで

あぁ〜来てよかった〜っと
ずっと喜びでいっぱいになりました。

ちーちゃい悪魔もすごい。

この超BIGで人間離れしている方と
普通にデュエットしちゃうんですもの。

「愛と青春の旅立ち」とか
「ボヘミアンラプソディ」とか
「乾杯の歌」(←オペラの)とか
 アンコールでは「フォルテシモ」とかもね

そうそう、
この規格外の2人の歌声に反応したのは
私だけでなく、
膝の上に乗せていたバッグ(帆布製)が
共鳴しちゃってビリビリ振動がすごい!
最初、スマホのバイブレーションかと思って
思わず中を確認したほどの共鳴です!

(↓このバッグです)
Img_6526
帆布製↓
 Img_6527
で、バッグの上に手を乗せてると
もうね、ボディソニック状態ですよ!
こんな体験初めてでホントびっくりでした!

どちらかと言うと悪魔の声の方に
強く共鳴してました。
伯爵の声は、コップ持ってたら......割れたな。

三階席だからかな?
共鳴がすごかったけど、響くせいか
トークがやや聞き取りづらかったです。
面白い話が聞き取れなくて
一階席の人たちが爆笑してるの見て
「今かなり面白いこと言ったんだな」ってことが
数回ありました。

(全部聞き取れないわけではないのが
 ちょっと不思議)


でもトークも良かったです(^-^/
面白いな、と思ったのは

地球人離れしてて宇宙人のようなオペラ伯爵の隣で
ちーちゃい悪魔がやたら人間臭いのです。

悪魔なのに。

小さいだけでかなり人間っぽいんだけどw
初めて付き合った人と観た映画の話とか
歌いながら感極まって涙ぐんだりとか
後半スタミナ切れするなぁ、とか言ったり

対して、地球人離れしてる伯爵は
疲れなんか全然見えないし

「最近7キロ痩せたけどなぜだかわからない」
とか言うし、(何それw)
学生の時川原で発声練習してたら

野犬がワラワラ傍に集まってきて
皆で遠吠えをし始めたとかw
やっぱりあまりヒトっぽくないの( ´艸`)
しかもこの方喋る時は少年の声なんですよ!


そうそう、この話で私たち観客は
森の動物たちと言う設定なんだけど

それを再現すべく、
岡本氏の突き抜ける発声を聴いて

私たちが遠吠えをする、という
お遊びをしました。


面白かったです〜ヽ(^。^)丿

ご当地ネタもたくさん入れ込んであって
思いの外笑わせていただきました。

選曲も然り
劇の中の悪魔の森の音楽会の意味
異世界の2人が生む素晴らしき相乗効果!

  
すごい迫力なのに繊細な思いやりに溢れていて
よくできてる劇的コンサートだなぁと
色々感心させてもらい
堪能させていただきました。

この悪魔の森は移動するらしいので
皆さんの近くに出現したら
是非是非観に行ってください。
本当に良い体験ができますよ(^o^/

このお二人のコラボは本当に素晴らしい!

誰が最初に思いついたの?

って、知りたくなるほど素晴らしい!


■もっとちゃんとした感想■
※みんなの感想(togetter)
※以前のコンサートのライブレポ

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2019年8月25日 (日)

悪魔の森に行ってきた!(1)

先月のとある日。

地元のコンサートホールの情報を
何気なく見ていたら.....

フと興味を持ったイベントがあって
でもそれはすでに一ヶ月後のものだから
多分もう席は空いてないだろな、、、

などと思いながらチケットの空席情報を見たら
△印があったもんで
  
「をを!まだ席空いてるの?」
  
と、空席を探したけど
画面びっしり席の図を何度見ても
何度クリックしても無反応。

「ネットのトラブルか?」と思い
諦め掛けた時....

なんとなく三階席のページを覗いてみたら
先ほどと同じ席がびっしりの図の中に
ポツンと小さな白い穴が開いてるの。
  

「この穴なんだろ?」
  

と、思って触ってみたら
  
クリック出来た!


なんと、ワタクシ、

最後の一席を

今クリックしたもよう(o゚□゚)o
  
  
そのままチケットをゲットしたんですが
なんか、どうしてもそれが観たいというより
穴を埋めたかった好奇心でポチっちゃった気が
しなくもないので

「なんだかなぁ」と自分でちょっと思う...

(しかも以前このホールの二階席最前列に座ったら
 スカスカの手摺でものすごく怖かったので
 自分には三階席など絶対にありえない!と
 思っていたのにうっかりポチった最後の一席は
 三階席なのよ!)

という事が、
そう先月のとある日にあったのですw

    
   
で、それが何かというと
コレです!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 

406d160ff13b4400a4eb8bceac4e87ca10230000 201982401

 

特にお二方の強いファンとかでもないですが
テレビでお話しされてるのは
何度か観たことがあるので
お名前はご存知です、という程度。
 
多分それぞれの独立したコンサートだったら
興味を持たなかったと思います。
でも会場が、なんてったって近い近い地元だし

   
バックがN響の弦楽四重奏だというのと
お話しされてる声しか知らないデーモン閣下の
クラシックが聴きたい、とか
なんだかこのコラボが面白そう!、とかが
興味を持った事だろうと思います。
 

それで、実際観に行って
観て、聴いてきたら....
  

ものすごく

とんでもなく

良かったです(^o^/
  
もしかして、穴埋めたくてポチったのではなく
私の守護霊さんが何もかも知っていて
意図的に私にポチらせたに違いない!!!
絶対そうだ!
と、思うぐらい良かったです!!!




つづく(^-^/

  

 

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2016年5月12日 (木)

若冲展に行って来た!

4月中に前売りを買っていたんだけど
専用ウェブサイトで連日「只今の時間は120分待ちです」とか
twitterで「激混みで絵の上半分しか見えない!」って
みんながつぶやいてるのを見てちょっと腰が引けてしまい
前半展示はつい見送ってしまいました。

Jakuchu1

しかしそんな事でたじろいでいたら
後半展示もあっという間に終わってしまうので
11日(火)に根性奮い立たせて行ってきましたよ。

9時半ちょっと前に到着して
最初の絵を見るまで90分。
まあまあいい方だったのかな。

親しい女友達と二人で行ったので待ち時間90分中は
ずっとしゃべりしっぱなしで、
意外な事に待ち時間が全然辛くなかった!
(おしゃべりな女性の特権?)

そして実際館内に入ると、
本当に絵の上半分しか見えないので思わず笑ってしまったけど
でも大きな縦長な絵なので、遠くからでも上半分が見えると
目指す絵を見つけるのに案外いい。
(館内は順番に並んで、というよりもすいてる所から自由に行き来する方式でした)

大人気の絵はさすがにギュウギュウな黒山の人だかりだけど
じっと待ってれば係員の方が
「最前列の方は横に移動してください!」と
さかんにアナウンスしてくれるので全貌はちゃんと見られる。
(短い時間だけどね


やっぱり生で見られるのはいい!
ガラスと絵が近かったので
鶏の毛並みの輝きとか、鶏冠のポチポチとか
梅の花のたっくさんのおしべとか、
日本画なのに絵の具の生々しい盛り上がりがよく見えて
250年前に描かれた絵が今、すぐ目の前に!!!
みたいな感動も、ひとしお。
「でもなんでこんなにモダンなの?!」という驚きも。

そして色の衝撃を受ける。
日本画でも洋画でも見た事無い色合い。
特に一番衝撃を受けたのは「白」
白い鶏も白鳳も、白く崇高に光ってる!
この「光る白」はやっぱり実際に生で見ないと
わからないものだから
激混みだけど、90分待ちだけど、
本当に行って良かったです。

美術館鑑賞でのもうひとつのお楽しみ、
ミュージアムショップでのお買い物は残念ながら
欲しいと思うものは殆ど売り切れ入荷待ちで
3000円もする図録でさえ、品切れでした!
ただ、図録の品切れは向こうが責任をとってくれるのか
手続きをすれば送料無料で後日宅配してくれるとのこと。

私は割と図録を買う方なんだけど
いつも帰り重くて「ひぃ〜」となって
あまり寄り道せずに帰宅するはめになるんだけど
今回は、重いもの持たずの帰宅なので
途中寄り道ができて楽しかったのです。

ちなみにネットで注文すると、3000円+送料&手数料で
3900円になってしまうのですよ。
送料無料の宅配はちょっとお得な感じで良かったです。


さてさて、調子に乗って帰りは某デパートに寄り道して
遊んで帰ってきたんだけど、なんか帰り道から
喉が痛い。

これは、果たして
しゃべり過ぎなのか?

それとも、人ごみから
風邪菌?

をおみやげにいただいてきてしまったのか?


どっちかよくわからないまま
2日経った今でもまだ喉が痛くて
何もしゃべらない1日を過ごしてます。

┐(´д`)┌ドッチダロ?
   
   
    
    
     
    

※追記
 この後、熱を出して3日寝込みました
 弱っ!
 私の免疫、弱っ!!!

 

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2013年5月 3日 (金)

2013春の益子

震災直後の2011年に初めて行ってから
すっかり恒例行事になってしまいましたが、
また今年も行ってきましたよ。
  
益子の春の陶器市
    
....と言っても町中の賑やかなお茶碗売り場ではなく
位置的には町外れのちょっと小高い山際にある
益子参考館がメインです。
いつ行っても静かでとても落ち着く所なので大好きですわ〜。

2013043019
庭の萌葱色に萌え〜〜〜

さてさてココには311震災でこんな事になってしまった展示棟が
ありましたが(2011.5月撮影)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

Masiko05 Masiko08          ↓  
↓ 修復費用約7500万円かけて(大半が企業や一般人からの寄付)
↓ (その中に兎夢の小遣いも少しだけ混ざってると思うとちょっと嬉しい)
↓ 今年の3月に全面復旧したそうです。 

↓ あんなだったのがこんな風に美しく仕上がってました(^o^/ 

201304303

この大谷石すべてに番号をふってバラシ、また組み上げたそうですよ。
今回は内側に耐震工事をほどこした.....と後から知ったので
残念ながらその写真はないのですが、
展示してあった“参考にすべき芸術品”の一部は撮ってきました。

2013043015

兎とか…

2013043016

兎とか…w

2013043014

鳥とか!(さてこのこはなんの鳥でしょうか?(・ω・)b)

2013043017

古着とか!
(え!?日本の古着で作ったのかな?と思うようなイランの服)

参考館は展示物もそれぞれとても面白いんですけど、

201304304

春色のお庭や

201304305

201304306

アンティーク家具や

201304308

額縁の絵のような窓や

201304307

炭焼珈琲とおやつが出る古民家の土間も素敵なのです。

2013043010

懐かしい匂いがいっぱいで

201304309

和みますよ〜。

2013043011

↓あ、ついでにこちらは参考館内ではありませんが
 益子では当たり前と言えば当たり前なんですが
 お茶飲み処ではたいてい器は益子焼で
 アイスコーヒーもこんな感じです。

2013043012

 風情があっていいよね。

2013043013
 ついでのついでに....今回初めて食べた薪焼きピザも紹介!
 @つかもと陶芸広場内洋麺食堂にて
 とっても美味しかったです〜(^o^/

 
    

 

 そうそう!

 初めてといえば!
    

 参考館の裏でこんな方々に出会いました!
 ↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 じゃ、じゃーん! よ〜く見てね!

 ↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
    

201304302

 

        見た?


        はいはい、拡大しますよ


 ↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
    

201304301

 

あ、あんたたち.....誰??????

 

私をじっと見つめる、アナタって何????

 

(笑

 

 

今年は妙な生物に出会ってびっくりしました。( ̄。 ̄;)」

でも参考館とても良い所です。

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2012年11月23日 (金)

とうきのひつじ

Sheep01
実は…
Sheep03_2
ココのブログではお約束的な展開だけどw
Sheep04
2012秋の陶器市@益子からやってきました。
Sheep02
写真奥に見える↑iMacのアゴの下が定位置です↓
Sheep05
春の陶器市からやってきた“招き猫”たちとも仲良しで和みます。

    

招き猫の時もそうだったけど。
こういった手作り工芸品て、当たり前な事だけど
顔が全部違うぢゃありませんか。
たいていいろんな顔したのが数体そこにいらっしゃるんですが
そうゆうのを見ると…
   

この中で一番かわいい顔!
   

っていうのを探したくなりませんか?
    
『ヤだぁこのコ変な顔!(≧m≦)プププ』とか言いながら
ぢぶん的にいちばんのお気に入りを一生懸命探してしまう。
     
んで。
大勢の中から選んだお気に入りなもんだから
つい、そのまま置いてこれないでお買い上げしてしまふ。
   
    

そんなパターンで
  
ちっこい者たちが増えていく
   
きょうこのごろ。┐(´-`)┌
   

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2012年11月 8日 (木)

秋満喫(^-^/

秋の陶器市2012@益子

行ってきました〜(^o^/

121102m02
旧濱田庄司邸@陶芸メッセ

今年は11月2日(金)に行ってきました。
天気予報では「寒くなる」という事でしたが意外にも暖かな日で
普段あまり日に当たらない兎夢としては全身日光消毒ができたみたいで
とても気持ち良かったです

121102m04
旧濱田邸の庭にある登り釜

埼玉の川越からだと益子はそこそこ遠いけど.....
前日に宇都宮入りして別宅に泊まるので、
当日は宇都宮からは近い益子にまだすいてるうちに着きます。

121102m08
朝食を食べないで出掛けてくるので午前中のすいてるうちに、
 けんちんうどんや
揚げたてのなんかの草の天ぷらを食べるのが
 今年の春からのマイブ〜ムですw

なんかの草がおいしいんだまた。
うん、なんの草かわかんないんだけどね。
なんだろな

121102m09
まだ通りもこんなにすいてます〜。

121102m06

去年は震災の影響で閉館してたので入れなかった丘(山?)の上にある
益子陶芸美術館にも行きました。(なぜか美術館の写真はなし)

美術館でいろいろじっくり見てくるといつのまにか目が肥えるんだよね!

ここの美術館のカフェでは珈琲か紅茶を注文すると
自分が選んだお好みのカップ(もちろん益子焼)で淹れてくれるので
気になる器を試すことができて面白いです。

121102m03
器だけでなく骨董の棚とかも気になります

121102m10
テレビに出てた作家さんの作品

121102m11
人気があるみたいで何かが去った跡( sold out )が結構ありました

121102m12
と、飛べるの?

正直、最初は益子焼の陶器市ってそう何回も行く事はないかな....と
思ってたんですけど(陶器よりも磁器、益子より有田が好きなので)
意外や意外、陶器市は飽きません!
たぶんそれは製法も種類も作家さんも想像しきれないくらいたくさん!
だからだと思います。
初めてここに訪れたときは『自分が欲しい器を買いに来た』って
感覚だったんですけど回を重ねるにつれて作品展を観に来てる感覚に
なってきてものすごく観るのが楽しいのです。

欲しい物を買いに来てると欲しくないもの(自分の家に合わないもの)
をまったく見ようとしなくなりますが、作品展として見てると
いろんなものが目に入ってきます。
この模様はどうやってつけたんだろう?
このカタチはどうやったら?
この色は?....これはどうして薄いの?
これはどうして軽いの?
いろいろ知りたくなりますw

器たちも益子の土だけで造ったものばかりでないし
作家さんたちも益子の人ばかりではない。
外国人の作家さんも結構いらっしゃる。
なんで益子に居るんだろ?
日本が好きなのかな?
いろいろ聞きたくなりますw

お店もギャラリー風で作家さん別に展示してある所も多く
それらをたくさん見てると「あれ?」と心の扉を叩いてくるやつに
出会うこともあるのです。

今回は「この作者さんは絶対日本人ではないよね」という
ちょっと(良い意味で)異質な雰囲気を持つ器に出会い
しばらくの時間それらを眺めてその面白さを楽しみました。
器のカタチとか持ち手のカタチとかがどことなくヨーロッパ的な
雰囲気を醸し出したりしてるのに“益子”なので
なんか新鮮な驚きが体験できるのです。

ギャラリー風な展示なのでよく見るとそばに作者さんのお名前と
雑誌に紹介された事があるらしく切り抜き紹介ページとかも
一緒にありました。

「ユアン・クレイグ」

覚えやすいお名前だったのでw(ユアンが)
「ユアンさん凄いね!発想が面白いよね!いいねいいね!」などと
家族Aと珍しく外国人作家さんをベタ褒めしまくりながら
「あ〜おもしろかった」とお店の外に出てみたら
お店の外に張られてるテントの下に今見たばかりの
ユアンさんの器がいっぱい並べられてるではありませんか。

「あ、今見てきたやつがいっぱいある!」と言いながら
その台に近づくと.....

 

   

 

121102m01

あれ?

もしかして…


ほ、本人?

その手前に見える大きなビアグラスでビールを飲みながら店番してる
赤い顔した外国人がそこにおったですYo!!

兎夢と家族Aはとりあえず、「これいいね」とか「これはなんだろ?」
とかすっとぼけながら様子伺いするとこの外国人の方は日本語が
ペラペラでいろいろ説明してくださるのですYo!!

ならば....ということで頃合いを見計らって
「アナタはもしかしてユアンさんですか?」
と聞いてみましたところ

「ハイ、ソーデス。ユアンデス。」と答えられたので
「ユアンさんにお会いできてとても嬉しいです!」とご挨拶w

ちょっとの間をおいてユアンさんが
「アノ....ナンデ....ワタシガ ユアンダト ワカリマシタ?」
「??ワタシ ナフダ シテマセン???」と尋ねてきたので、
兎夢と家族Aは同時に隣の店内を指差しながら

「だって今お店で素晴らしい作品を見て来たばかりだもの!」

と合唱(笑)

するとユアンさんは「アーソユコトデスネ.....」と納得したあと

「コンナワタシデドーモスミマセン」はにかみました。

(ユアンさん身体大きいのにとてもシャイ!)
 ビール飲んでたからかな?(笑

その後も楽しくいろいろお話をたくさんしてきました。
奥様は日本人で(お子様は4人)去年震災で自宅も窯も壊れてしまい
子供達の安全と安定した暮らしを優先して長い間暮らした益子を離れ
今は群馬の水上に住んでらっしゃるそうです。
 ※帰宅後ユアンさんの(奥様が書いてる)ブログを見つけました
 【ユアン クレイグ的陶芸生活】

 震災から立ち直っていく家族の絆に心打たれる素敵なブログです

121102m07

そんなわけで。
お天気にも恵まれて、素敵な出会いもあって
とても気持ちのよい1日を過ごせた2012秋の陶器市でした。

121102m05

そして今回兎夢がげっとしてきたのはコレ↓

121108_2

これで目が肥えたって言えるのかぁ?!(笑)

ユアンさんの器も買ったけど写真撮るの忘れた!
他に“羊くん”も買って来たけど別宅に忘れてきた!

ので、これらはまたの機会にご紹介しますです〜(^o^/

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2012年10月29日 (月)

2012川越祭り(なかのひと)その3

“なかのひと” になって.....

121020d13
更にキツネ様に接近ちぅw

いや、撮りたい放題なんだけどね。
キツネ様の踊りはとても早くて激しくて
(それにひきかえタヌキ様の踊りはあまり身体が動かないw)
いっぱい撮れば良い写真が1枚ぐらい撮れるかと思ってたけど
そう甘くはなかったでござるの巻。

さてさて、今回は
山車を動かす仕組み本体編です!

山車はいつもまっすぐゴトゴト曳かれてるわけではありません。
ちょっと止まって向きを変えて「ご挨拶」をしたりお囃子を競ったり。
はたまた碁盤の目状の街中をあちこちカクカク曲がります。

なので割としょっちゅう拍子木のカーン!カーン!が鳴り響き
曳き手はちょっとした小休止を味わえますが
職工さん達は大忙しです。

市内にはその町々にこういった↓

121020d16

「会所」というものが作られてます。

お祭りの時だけのための事務所的なものといったところでしょうか。

121020d18

ココ、仲町の会所はこんな素敵な風情
だって素晴らしい植木職人さんがいらっしゃるからね
(お祭りにお誘いくださった生徒さんの旦那様が植木職人さんなのです)

山車がゴトゴト進行していって“隣町”に入った時。
先触れが先行してその町の会所に出向き
「今から○○町の山車が来ます」という報告と
「通過してもヨロシ?」のお伺いをたてます。
そして許可が出ると先触れは扇を掲げながら走って戻り
宰領
に伝えます。

121020d19

そしていざ会所の前にさしかかると…

121020d20

蘭陵王とお囃子台はくるりと横を向いて会所にご挨拶をします。
(一曲踊ります)

121020d05

このように直進してる最中に、横を向いてご挨拶する時は
山車に仕組まれている転車台(回転板?)のようなもので
車輪を含まない上の台だけをくるりと方向転換させます。
これは割と楽なほう。
(すべての山車がこの回転板を持ってるわけではないらしい)

大変なのは、直角な曲がり角で進行方向自体が大きく変わる時。

121020d01
あ、見えてるのでついでに説明しておきますと
あれに見えるは…

121020d12
兎夢命名:ちょっかい棒!

 あ、しまった!
 正しい名前を聞いておくのを忘れました
 本当はなんていうのかなぁ?

複数人の職工さん達が持っていて車輪の下にちょっかい出してw
山車の勢いや進行コースを器用にコントロールします。
右側の綱の力と左側の綱の力がいつも同じとは限らないので
常にちょっかい出しながら細かくコントロールしてるんだろな。

使い方は2年前の写真参照↓

20101017k11
【2010川越祭りの記事】

で、山車丸ごと大きく方向転換する時にはコレです!

121020d02

若くてスタイルが良くて敏捷な職工さんが一人
素早く下に潜り込んでジャッキを設置。
(ちなみに動きがノロくて巨体な方は下に入れません)
 

121020d03

本体をジャッキアップさせ
 

121020d04

山車丸ごと方向転換します。

危険が伴う緊張した作業ですが山車が曲がるたびにこの作業を
繰り返します。

仲町の山車は四輪なのでこの方法ですが、
なかには三輪の山車もあるそうで方向転換の方法は
それぞれ違うらしいです。
力技での方向転換だと職工さん達は腰を痛めるらしい。。。
でも力技だと観客からは大きな感嘆のどよめきが起こります。

…はぁ。。。
「綱が重い!」なんて彼らの耳に届きませんように

あ、そうそう曳き手も実はコーナリングが難しいのです!
特に山車に近い根元の方。
アウトコーナー側は大きなラインをとって
曳く角度を変えるために結構力を入れるポイントがあるような.....
(完全マスターできてないのでちゃんと説明できません(^-^;)

初めてでボ〜っとしてたら危ないのかもしれなくて
最初のうちオタオタしてたら何度か心配されました。
しかも大きく綱が広がるのでこの時どさくさに紛れて
いつの間にか綱の外側にこぼれちゃったりしてる私を
Uさん(生徒さん)が何度か回収しにきましたよ;;;;;;;

そういえば、山車に近い方でたぶん難しい所には
初心者が立ち入らないように“ココまでリボン”が目印に
結ばれてましたが最初のうちは知らなかったので
リボンのとこ持ってたりしてました〜
(10年早いっ!)

121020d08
↑お囃子とお人形が横を向いて氷川様参り。

121020d07

よその山車と出会ってちょうど良い向きに調節して曳っかわせ。

121020d21
ココは会所でもなく神社でもなかったけどご挨拶しました。
なんだっけかな.....老舗?

その日のコースやご挨拶会所等はその都度宰領が決めます。
先触れが持ち帰る情報により「市役所周辺激混み!」とか
私たち曳き手にもいろいろ伝わってきます。
周辺の混雑状況を把握しながらあらたにコースを変更しなおして
山車の向きが決まり、綱の方向も変わります。
綱一旦回収〜曳き手反対側に移動〜綱復活〜みたいな。
 ちなみに綱は地面に落として(引きずったり下に置いたり)は
 イケナイらしい。輪っかにまとめた綱の重い事重い事

最初のうちは自分もよく知ってる所を曳いてたけど
そのうち全く知らない所を通ったりしてるうちに
ココはどこ????みたいになってた兎夢。
私は川越市内の碁盤の目を網羅してないから
『今こっちの方向へ行ったら帰路が遠のく…』なんて事が
よくわかってなくて実に良かったですw

(Uさんがたまに、エーそっちー?とか言ってましたが)

 

121020d22

今年は市制施行90周記念で、すべての山車が出たそうです。
(いつもは半分の15台ぐらい)
あの大きな山車が辻でいくつも鉢合わせしたり
今までにない大人数の観光客の中、
無事それらを上手に通過させて行かなければならない
責任の重さとか考えると、宰領の心理的負担物理的負担は
かなり大きかったことと思われます。

でも同じ町内会の老若男女皆が息を合わせ、力を合わせ、
お祭りのために自分ができる事をそれぞれが全力注いでやる。
若い衆は率先して動き、年寄りは助言叱責を惜しみなく与える。
大人達を見てるちびっこ達は慣れない衣装での歩きや
長時間の曳き回しでもそう簡単に根をあげない。
隣町に挨拶する山車を見て、挨拶の大切さを知る。

短い時間でしたが普段体験できない貴重な空間に
一緒に交わらせていただけて本当に良かったと思います。
お祭り=かっこいい!って普通に言われやすい事ですが
本当に本当に真からかっこいい皆さん方でした。

※たぶん来年につづく

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2012川越祭り(なかのひと)その2

軽く1週間経ってしまいましたが
ずーっと疲れてたわけではありません(^-^;
ちょっといろいろ忙しかっただけです。
それでは“つづき”いきますね〜

   
“なかのひと”になると...山車のすぐそばに立つ事ができるので
お囃子もこんな間近で見られます!!

121020k01
「間近」っていうより「真下」だろ!...みたいなw
兎夢はキツネ様ファンなのでもうカブリつきで足の裏までたっぷり
お囃子を堪能させていただきましたよ

   
今年は川越市の市制施行90周年記念なので祭りも例年より盛大です。
実は私も川越市民ですが、川越のずっと外れの方に住んでいるので
「山車を持ってる町」ではありません。
なのでもっぱら川越祭りは眺める方で参加してきたんですが
今年は私の講座の(川越クラスの)生徒さんの粋な計らいで
なんと“なかのひと”として参加させていただきました。
生徒さんに感謝感謝そして仲町の皆様にも感謝感謝です
おかげさまで素晴らしい体験ができました。
そして川越がもっともっと好きになりました。
そしてそして日本っていいなぁ.....と思えました。
お祭りを内側から見る事ができていろんな仕組みがわかりましたし
忘れていた大事な心も思い出しました。

こうゆうの。みんなにも伝えたいな、と思うけど
こればっかりはやはり実際に体験しないとわからないよねぇ。
とりあえず、今まで知らなかったことがわかって面白かったことを
書いていきます〜(^-^/

 

   
さてさて、それではまずは
山車を動かす仕組み人物編から

山車にはエンジンやハンドルがついてません。
だから人が引っ張って動かします。
うん、これぐらいは知ってたけどねw

高さが約8メートルもあって重さが約5~6トンという大きな山車を
皆でただやみくもに曳いたらとても危ないよね
なのでいろいろ役割や決まりがありました。

 【山車の構造】についてはちょうどココの山車がHPに詳しく出てたので
           興味ある方は参考にしてください。

山車そのものを動かすためにいろいろ作業をするのは
グリーンの法被を着ている
121020m04_2

「職工」さん達です。

そしてその作業をじっと見守って確認するのが
121020m09

「鳶頭」
  
 鳶頭が『よしっ!出発の準備が完了したな』と判断すると
 両手を高く上げてカーン!カーン!と拍子木を打ちます。
 引き手にとってはそれが曳く合図。
 (ちなみに「止まれぃ!」もカーン!カーン!だったと思う)

でも、全体的な運行責任者さんは
金の扇を持って黒漆塗りのお帽子を冠った

121020m05

宰領(さいりょう)です。

宰領も拍子木を持っていて
鳶頭のカーン!カーン!を合図に曳きだした山車を
運行経路の変更などで宰領が改めてカーン!カーン!して
止めたりしたことがありました。
宰領と鳶頭は山車のそばに居たように思います。
そして....赤漆の帽子に美しい絵柄の扇を持つ

121020m08_2

副宰領は前方に居て
  
 扇を使って宰領に合図を送ってるようです。
 金の扇と赤絵の扇でなにやら情報交換ができるんですね。

 情報交換といえば、山車の先頭に

先触れという方が2名居て
  
 この方達は、常に山車の進路の先に行って大事な情報を持ち帰り
 目立つように扇を頭の上に掲げながら走ってきて宰領に報告します。
 先触という文字がそのまんまな感じでなんだか面白かったです( ´艸`)

121020m02
↑走ってる最中を激写w

 一日中走っていてなかなかハードな役割です。
 (しかも大変大事な役割)

そしてこれもまた大事な役割ですが、山車の左右の横(綱の外側)に

121020m01_2

警護が居ます。

 山車が通過するにあたって危険のないよう交通整理をしたり
 小さな子供さん達が危なくないよう注意します。

 たまに山車を曳いてる内側に入ってきちゃう人にも注意したり...
 (首に町名の手ぬぐい掛けてない人は綱の内側には入れません)

そして見上げればひときわ目立つこの方々....

121020m06

大工「電工 です。

 ようするに大工さんと電気屋さんのようです。

 ココには大工さんと電気屋さんしか上がれないそうです。
 植木職人さんはダメなんだって┐(´-`)┌

 それにはこんな理由があるからです

121020m07_2
え、ソコ...むんずしても大丈夫なんだ!

 上空には危険がいっぱい!
 あらゆる障害物を大工さんと電気屋さんにおまかせ!

 
そして山車を曳く前方綱先の方には、まつりの花、華、
本当に可愛らしくて華やかで思わず目を細めて見てしまう

121020m03
↑出発に備えて待機してる華やかな先頭集団

「手古舞」(てこまい)と「役員」(かな?)

 山車のお人形も魅力的ですが、この子達の衣装もとても愛らしい!
 この子達が居るだけで素敵なまつりな感じ!
 カメラマンさん達も夢中になります。

 

まあだいたいこんな感じだったと思います。
正確でないところもあるかもしれませんがこれらを図にすると
こんな感じ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

Dashi
※ゾーンの名前は兎夢が勝手に命名
 ※先触れさんが走れるように真ん中はあけておく


そうそう、そしてこれも大事大事な役割!

121020d09

「曳き手」

 「そぉーれぃ!!」「そぉーれぃ!!」
 「そぉーれぃ!!」
「そぉーれぃ!!」

 という言葉を掛け合って皆で息を合わせます。
 最初は元気で張り切ってる前方の子供達のリズムが早くて
 (後ろの年寄りとw)合わず苦笑しちゃいましたが
 しばらくすると子供達もよく周りの声を聞いて合わせてきます。
 (これには感動しました!)

 「そぉーれぃ!!」「そぉーれぃ!!」
 「そぉーれぃ!!」
「そぉーれぃ!!」

 やってみて...気づきました。
 大きな声を出した方が曳きやすい!w
 
 これって各山車(町)で掛け声が違うのかな?と思ったけど
 私が参加した日に出会った他の山車も皆「そぉーれぃ!!」
 だったので山車同士がすれ違う時「そぉーれぃ!!」
 ゴチャ混ぜになっちゃって...リズムおかしくなる、、、、
 兎夢的には負けないように必死に「そぉーれぃ!!」したので
   
 なんだか「そぉーれぃ!!」の曳っかわせみたい…
   
 
と思ったのでした。(うまい事言ったつもり)

   
ところで。
前にも書きましたが、山車は思ってたより重かったです

↓こっそり後ろから家族Aを携帯電話で写メってみましたw
121020d11_2  
片手で余裕っぽいけど実は“首の傾げ”に必死さがうかがえる

 

川越祭りに出掛けて山車が前方から来た、とすると
まずは、雅で華やかで愛らしい手古舞が居る先頭集団に
目を奪われます。
そしてその後は近づく大きな山車に目を奪われ視線はてっぺんの
お人形に移動します。
お人形周りには、素晴らしい刺繍の四方幕の布とか彫刻とか
はたまた下を見ればお囃子とか美しい漆塗りの台座とか金彩とか
もう見るものいっぱい!!!!

…なので、
頑張るゾーンで必死に曳いてる人達をあまりよく見ません。

一種の死角みたいなもんで私が今までそうでした。だから
「今年は山車を曳いてみませんか?」と声を掛けていただいた時
『綱にただ手を添えてゆっくり微笑みながら歩けばいいのかな…』
と、勝手に想像してました。
  
でもそれは先頭集団の華やかゾーンでしたよ!
   
実際に曳いたときは、職工さん達の技術が炸裂する技術ゾーンと
しろうとさんが引っ張る頑張るゾーンの境目あたりのリボンがある
ような後ろの方に居ましたから重い重い結構必死
っていうか兎夢的には綱そのものがすでに重い重いよ!!
一生懸命曳いてる(持ってる?)んだけどたまに気を抜くと
前に出そうとした足が宙に浮きます(^-^;(地につかなーい!)
「あれ??????」ってなってると生徒さんが
「センセ、登り坂です〜!」って教えてくれるw

今まで川越の街中は平らだと思ってたけど意外に微妙な坂が
多い事に気づいた一日でしたw

 

まぁそんなわけで、いろんな事が初めてで新鮮だったし
小さな子供からご年配の方まで皆一緒に
声を合わせ、力を合わせ、神々しい山車を曳いてたら
「疲れたらいつでも抜けていいですよ」って言われてても
実際「疲れちゃったからイチ抜けた!」なんてそんなことは
できない!できないよー!日本人にはそんな事できません!
逆に何があっても曳き抜くぞー!みたいになってる!

ホントは凄い疲れたんだけどねw
だって距離にして5キロ、時間にして3時間ぐらい
約5〜6トンの重さの山車を曳きまわしていたんですよ。
でも途中で抜けなかったおかげでとても良い充実感に包まれました。

121020d10
途中時の鐘が見える所にさしかかった時、すっかりシルエットになってるのを
見て(かなり長い時間曳いてるらしいと)驚く



帰宅後、家族Aと話してて
10年後は市制100周年記念だね!! その時また曳く?」って
聞いたら
「む、無理むりむり、無理っ!!」だって(笑)

 

   
いや、アタシもムリっぽぃけど;;;;;;;;

 

※その3につづきます。

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2012年10月20日 (土)

2012川越祭り(なかのひと)その1

今年の川越祭り10月20日(土)〜21日(日)は

20121020m04

市制90周年記念にて盛大に執り行われております

20121021m01

そんなわけで、今年は縁があって.....

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10月20日は、なかのひと。(一日仲町町民でござるの巻)

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このふっとーい綱を持って半日曳かせていただきました

20121020m05
初めて山車を曳く体験で大はしゃぎな(変な格好の)ひと。


「そぉーれ!」


「そぉーれ!」

「そぉーれ!」

「そぉーれ!」

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


んでも。山車は想像以上に
   

重かった〜

(でもすごく楽しかった♪)


時折綱引きを彷彿させられましたぜぃ!ぜーはーぜーはー
そんなわけで、本日はこれ以上書けないほどの疲労感に
浸りきっておりますので詳細と続きはまた後日

   

もう寝るよん!

 

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2012年5月 9日 (水)

今年も行ってきました!

春の陶器市2012@益子

うちは5月1日に行ってきました。
雨にも降られず混み混み過ぎでもなく
今年も良い感じで楽しめましたよ(^-^/

で、コレ

20120501m01

じゃ〜ん!(なんぢゃコレ!w)

...と言ってもコレ↑は益子焼ではなく骨董品ですw
実は益子焼も楽しんでるけど骨董屋さんも楽しいんだわホント
なぁ〜んかうちの方の骨董屋さんよりも数段おもしろい。

たいていの所で地下室があって、外から見るより
ゴチャゴチャな中が更に予想外に広かったりする
(建物だけでもかなりおもしろい!)

そんな丸ごとびっくりボックス的な所から今回拾い出してきたのが
この招き猫たちです。
手描きの顔がなんだかおもしろくて.....
こたつの上のみかん籠のようなザルにごっちゃりいろんなのが入ってて
そこからピックアップしてきました。

そーーなんです。
実は、、、、、、、このコ達

20120501m02

こんなにちっこいんです!

 

20120501m03

骨董屋さんのおやじさんに「3個だったら500円にしてあげる!」って
言われたけどたっぷり時間掛けて選び抜かれたのがこの2体であって
それ以上にココに混ざるコは居ませんでした。
これでも結構面食いなんよw)

穴が通ってるので根付け用のビーズ...のようなものみたいです。
自分でかわいい根付けを作ろう!と思ってお連れしてきたけど
畳を買ってあげたら思いのほかかわいらしいお二方なので
このまましばらくデスク周りに置いとこうかな。と。
その顔でここらへんに良い知恵と良いセンスを招いてくださいな
(危険な賭けかも)

それでは一応、益子らしい画像も......

20120501m35
↑復活した登り窯

20120501m33 20120501m34
↑共販センターのアイドル?
陶器市には毎回テーマがあって今回は「花」だそうで...
(ちなみに前回は確か「ビール」だったような...)

20120501m22

展示にも「花」が意識されてます。

20120501m23

20120501m24

20120501m25 20120501m26_2 20120501m27

花器はもちろん、花柄  もテーマに入ってますので
いつもよりあちこちが華やかな印象でした。

ほんで…

20120501m04

兎夢が気に入って買ってきたのがコレ!
なんだっけかな…稲を叩くやつ(形が似てるから)の名前が
ついてたけど忘れちゃいました(^-^;
(知ってる人教えてください→稲を叩く農工具)

20120501m05
高さは20センチほどで大き過ぎず小さ過ぎず...

20120501m06

でもお花の挿し方によってはグーンと大きくなったりもするしw
ちっこいお花もチロっと挿してみたい。
(生けると書けないとこがイタイところ

私はお花をたしなんでおりませんので上手に生けられません。
花器なら一輪挿ししか考えられないとこですが
挿してみたら思ったよりいっぱいササるよコレ(^-^;

でもお花がなくても、充分おもしろくて好きです。
見てて飽きないしズッシリとした質感もなんともいえずいい!
うまく写真に写らなかったんですけど側面の下側は正面のような
赤い模様が入ってます。
ぐるっと1周どこから見てもかわいいのに
なんとちゃんと正面がある!、ところが大変気に入りました。

ちなみに前にも書きましたが、陶器市のおもしろい所は
作者さんと直接お話できることです。
この花瓶がとても気に入ったことを作者さんに伝えたら、
他のお薦めも指差して示されましたがそれは逆三角形なカタチだったので
「震災以降はこのような安定したカタチにしか目がいきません」
...とプチアドバイス(?)しちゃった兎夢なのでした。
(後でネットで調べたら大変立派な作者さんでした....生意気言ってスミマセン

あ〜でもこのカタチは好きです。
なんだっけかなぁ......稲を叩くの.....
(万が一割っちゃっても金継ぎとか似合いそうだよねw)コラコラ!

※追記
 わかりました〜(・∀・)/

 きぬた(砧)でした!
   
 海苔巻さんがコメント欄で良いヒントをくれたので
 画像検索していくうちにたどり着きましたよ!
 私的には聞いたことがない言葉だったので
 記憶できなかったみたいですw

 いやぁ〜スッキリしました。
 ありがとです

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