美術展

2018年9月 7日 (金)

ほんとのクレパス

大きな地震....怖いですね

でも地震と台風は日本に住み続けていく以上
どちらも体験必須科目のようなものですから
   
…明日は我が身です

 

311の時は一ヶ月後にも大きな余震があったせいか
大した被災者でもないのに
なかなか精神的に立ち直れず
外出が儘ならぬ事が長く続きましたが
   
   

7年経ちましたか?
…いつの間にか大丈夫になって
今年は9月になった今日までに約30展ぐらいの
美術展関連に足を運んでいます。
その殆どが東京。
何かあったら帰宅難民になる確率高し

そして昨日はこんな所に居ました!
2018090605

ど〜こだ?!

2018090606
アレとアレ、両方見えましたよ(^-^/
    
昨日はとっても若いイラストレーターさんと一緒に
新宿の損保ジャパン美術館で開催されている
「巨匠たちのクレパス画展」 に行ってきました。
   
と言う事で損保ジャパンビルの42階からの展望です。
wikiから画像をお借りしましたこれね!
2018090607_2
でもこれだったら
「安田火災海上本社ビル」って言われた方が
ピンとくるお年頃なワタクシです(^.^;

ところでwiki見たらこのビル最上階が43階だそうで。
え、ぢゃ、美術館の42階て、、、
そんな高いところに居たんですか私達!
(今頃怖がってもね┐(´-`)┌)
 
どおりで展望が良いわけだ。
   
窓の外を眺めながら早速
同行した若いイラストレーターさんが
左に見える〝アレ〟を指差して

「あ、あれって…アレ?」
 
2018090606_2
    
て、愛くるしいお顔のまま私に聞いてきたのですが
   
一応、私は何も言わず次の言葉を待ちました...
が、数秒待ってもやっぱり
   
あれって…アレ?(。・w・。 )
   
まだ出てこないようなのでw
とりあえずツッコミましたよ。
   
「まだ、あれアレ言う歳ぢゃないでしょ」ってw
(うちの夫婦みたいぢゃん)
   
「だってアレしか出てこな〜い( › ·̮ ‹ )」
 
と言う事で(かわいすぎる
年の差大きい一緒行動にやや不安を感じていた私を
一気に和ませてくれたのでした。
(ど忘れと老化を一緒にすんな、ってw)
 
さてさて
「巨匠たちのクレパス展」ですが
画家本人の専門画材関係なく皆クレパスを使い
100人以上で150点ぐらい?の作品が
一同に展示されてるので様々な使い方が見られて
クレパスの奥深さもわかり大変見応えがありました。

普通の展覧会よりいろんな手法が見られるので
興味深く得した気分になります。
(こちらも9月9日までです) 
  
お土産ポストカードはたくさんありましたが
とりあえずクレパスらしくて飾って面白く思えそうな
2枚だけ購入。
帰宅後この2枚をまったり眺めていたら↓
 
鴻池朋子「Little Wild Things」
2018090602
女子にクレパス渡したらこんな絵を描いて↑
  
岡本太郎「虫」
2018090604
男子にクレパス渡したらこんな絵を描きました↑
 
みたいに見えて思わず笑ってしまいました
それにしても岡本太郎の「虫」ってw
すっごいキョーレツ!!!
大っ嫌いな虫見て過激反応した自分を思い出します。
(ゾワワ)
 
 注意
 いや、実際はもっともっと多種多様な表現で
 色々な絵がありました。
 そんなに男女が簡単にわかるような
 単純な作品たちではないです。
 たまたま私が選んだ2枚がそんな風に
 見える、と言う事です。
 
 
 
ところで、クレパスって大正時代に
日本が子供達の美術教育のために
一生懸命発明したもので
最初の頃は夏に溶けちゃったり
冬に固まっちゃたり
夏用、冬用、二種類作っても
うまくタイミングよく流通しなかったり
粗悪な偽物がいっぱい出回っちゃり、で
たくさんの苦労の末に出来上がった
本当に良い製品のクレパスに
   

「ほんとのクレパス」

    
と言う名前をつけたそうな。
  
冗談みたいなハナシだけど
復刻版が限定販売されていたので
思わず買ってしまいましたよ。( ´艸`)
2018090603_2
2018090601
 
 
   御察しの通り、ほのぼの系です。
     応援してあげてね(^o^/
  

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原画が素晴らしい!

地元でやっている美術展です。
児童書絡みなので混雑を避けて
夏休みが終わるのを待ってから
終了ギリギリ週に出掛けたのですが....
 
Img_1153

これが素晴らしかったのです!!!!
もっと早く行ってみんなにも教えたかった、って
後悔するぐらい原画が良かった
絵本を知っていても
大人には是非原画を見てもらいたい。
    

横山大観で言う所「朦朧体」炸裂の
背景画の美しさとともに
箔の鱗を持った綺麗な魚たちの
ちょっとした仕草やポーズも
アクアリストの心をくすぐる、という
なんとも言えない可愛らしさと
リアリティさが混在。

購入したポストカード↓

2018090503
2018090502
2018090501
シリーズ化されてるお話に沿っての原画展なので
お話の内容がわかって
本を読んでいる楽しさも味わえます。
 
 
川越市立美術館にて
あと2日で終了。
(土日の川越は混むと言うのが難点)

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