ごりごりコーヒー騒動(そのさん)
ごりごりコーヒー騒動(そのいち)
ごりごりコーヒー騒動(そのに)
からの続きです。
あまりに痛くて眠れなくなったので
近所の整形外科に飛んで行きました。
「上腕部にかなりの負荷がかかる作業を3日間ほど続けてたら
とんでもない筋肉痛になって腕があがらなくなってしまった。
しばらくおとなしくしてたら治ると思ってたけど
なぜか痛みがだんだん酷くなってきて今では動作以前
なにかしようとしただけで肩の上まで唸るほどの
変な痛みに襲われるようになってしまい
寝返りさえも打てないので眠れなくなった。
ここまでで、すでに最初の痛み発症から二ヶ月経過。
…ところで私の肩周辺は異常にカチコチに固くなってる
んですが、これはいったい何故ですか?」
と、医師に説明&質問(笑)
医師、兎夢の腕をあれやこれやアチコチの方向に動かしながら
「アタタタタタ」と痛がる反応を観察して
腕肩の可動範囲を診る。
そして「レントゲンを撮りましょう」となり。
↓↓↓↓↓↓↓↓
今は撮ってすぐに結果がわかるもんで....
その結果「関節にカルシウムが写ってませんね」という事で
石灰沈着性腱板炎が否定され
「という事は、アナタのソレは…」
(ちょっとガサごそカルテを確認しながら)
五十肩です!(キッパリ)
どうやら消去法らしい....
(しかも年齢確認して言い方使い分けてるやん!)
っていうか、なにもそんなに大声で言わなくても
兎夢『五十肩ぢゃなくて、四十肩と思いたかったなぁ。。。』
と小声でつぶやいたら
先生「なぁに、五十肩も四十肩も一緒だよ!」って
ええ、ええ、それは知ってますとも
そうぢゃなくてホラホラえ〜とね。。。
って、ま、いいや
んでね。
キッパリ五十肩宣告受けてからあれやこれや聞いたんですけど
今まで自分が考えていた五十肩というものの観念が
すっかりくつがえされるような、
それはそれはびっくりなお話でした。
というのも、自分が過激な筋肉痛からこうなったものだから
五十肩というのは
「使い過ぎた筋肉の炎症からなる」
だから
「ハマリ屋さんとか、
がんばり屋さんとか
物事にムキになる人とかが、なる」
「若ければすぐに回復するけど歳とってからだと
回復に思わぬ時間がかかる」
…というような認識でした。
ところがどっこい!
なんと、私のように何か原因になるような動作をして
発症する人よりも、特に何もしないでだんだんジワジワ
発症する人の方が多いらしい。
私の場合はごりごり作業のせいだから利き腕の右肩だけど
普通左肩の人のほうが多いらしい。
しかも、たいていの人が回復までに半年から1年。
なかには2年、という人も居るとのこと。
かと思えば、ある日突如として治ってしまった人も居るとか。
えええー!
1年?!2年!?
そんなにこんなのが続くんですか!(嫌だなそれは)
で、で?
ある日突如として治る人も居た、って?ナニ?????
これは怪我ではないのですか????
実は四十肩五十肩は、まだいろいろ謎が多くて
よくわからない病(?)らしい。
帰宅してからWikiってみたり、ネット検索で
いろいろ読んでみたけど
やっぱりまだよくわからない現象と書いてありました。
複雑な神経回路がいっぱいある肩に対しての
脳のコントロールセンターの暴走みたいな事が
書いてあったけど、確かにそんな気もします。
だって、1年2年っておかしいぢゃありませんか!
骨折だって2〜3ヶ月で治るでしょうに
たかが筋肉の使い過ぎて、なんで1年2年????
それは、何かが絶えず(痛みを発生させる何かが)
進行し続けてるという事ですよね。
でも実際物理的には何も痛みを発生させる怪我とかは
し続けてはいない。
だからこそ、フといきなり治ってしまう人も居るのでしょう。
これはアレですね。
花粉症の親戚みたいなものではないですか?
花粉=敵!と勘違いして脳が大騒ぎな指令を出すもんだから
くしゃみや鼻水や涙が無駄に大量に出てくるよ。
肩も、本当はちょびっと老化しちゃっただけの事なのに
脳が『なんかあの肩のへんに大変な事が起こってる!』
大変だ!大変だ!このままじゃ大変だからあまり肩を
使わせないようにしよう!
と、変な痛みの信号を流し続ける。
そうそう、この痛みって(神経痛持ちの)兎夢的には
究極の神経痛 みたいだな、と思いましたから...
で、ずーっと脳から変な痛みの信号が出続けてるから
知らない間に腕を庇うような仕草や動作となり
それがまた、肩周辺の筋肉を無駄に固めてしまう事になり
いつまでたっても「イテテイテテ
」と腕が伸びない、
痛いし固いのでますます動かしづらくなって
もっともっと固くなっていく、という悪循環。
と。こんな感じな気がしますが
体験者の皆さん、どうでしょ?
ちなみに最後の、
痛みがあるから庇った動きをしていくうちに筋肉が固くなる、
というのは兎夢が最初にお医者さんに
「何故私の腕はこんなにカチコチなんですか?」
って質問した時に教えてくれた回答です。
これをがんばってどんどん動かすリハビリしていかないと
もっともっとカチコチになって何もできなくなり
あまりに酷くなって筋肉を切る手術した人が居る、という
怖いお話をされました。
というわけで、現在通院しながらマッサージを受ける
&自分でなるべく動かす、というリハビリ中で、
現在最初の筋肉痛発症からすでに4ヶ月経過中なのです。
最初のうちは何を思ってたか、
ぢぶんだけは三ヶ月ぐらいで治るかも、という
まったく根拠の無い自信に満ちあふれていましたが
今は、1年を覚悟。
いや、2年3年というそっちの記録破りをしちゃわないかが
心配な今日この頃です
五十肩なってみたら…想像してたよりもずっとずっと奥が深い
なので次回からはその後経過中のエピソードを書いていきます。
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