ワンセグの思い出
その当時はガラケーでした。
ワンセグが観られる携帯電話だったけど
私にとっては特に必要な機能でもなく
その時までまだ一度も使った事がありませんでした。
それを初めて使ったのは
2011年の3月11日。
これは尋常ではない!という揺れを外出先で体験し
慌てて帰宅しようにも電車は止まりっぱなしなので
タクシー乗り場でとんでもない行列に加わった時でした。
過去に体験した事の無い揺れだったので
震源地はかなり近いと思いながらも
「いったい震源地はどこ?!」と
一番手っ取り早く情報をつかむにはやっぱりテレビかな?
と思い、自分の携帯電話で初めてワンセグを使いました。
そして最初に画面に現れたのが
津波に襲われている最中の
仙台空港の映像だったのです。
あの時のあの画面は今でも忘れられません。
驚きと恐怖で頭がクラクラしてしまい
行列で立ってるのもしんどくて
必死に堪えている自分に対して、
後ろに並んでいる年配女性3人連れは
どうやら揺れがかなり大きかったので
ここが震源地と思っているような会話をしていて
少なくても東北でとんでもないことが起きてるなんて
まったく知る事も無く3人一緒に居る強みなのか
笑いながら普通の世間話をしているので
なんて大きなギャップなんだろう,,,,,と
情報のある、なし、の違いを
大きく感じた日でもありました。
あれから7年。
今は殆どの人がスマホだし、
緊急警報や緊急な災害情報は、たとえガラケーでも
勝手にどんどん手元に入ってくるシステムに
進化してるようで特にワンセグでなくても
誰でも状況は割と早く掴めるのでしょう。
…でも、情報を得た!と、思ったら
日本国内がとんでもないことに!…
なんて、そんな体験二度としたくないですね。
大地震ではなく小出し地震で
なんとかこなしていって欲しいな日本!
あらためて、
震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災地の復興の進展を切に願っております。
| 固定リンク
« 月。と、雪。 | トップページ | 桜づくしの1週間 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント