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2011年2月10日 (木)

日常使いが楽しい骨董

※2月21日画像4点追加しました

時々骨董の器を買うけど、兎夢の場合それは“古美術品”ではなく
すべてお気に入りの日用品として殆ど毎日使っています。

Imari

そもそも、「古いから」気に入るのではなくどちらかというと
「気に入ったら古いものだった!」という風。

そして“使う”目的なので自然と“古過ぎない”ものとなり(あんまり古いと汚いの)
だいたい江戸後期から、明治、大正、昭和初期の輸出用などが好き。
(上の画像には、江戸後期、昭和初期、平成、が混ざってます)

骨董の古伊万里...なんていうと身の回りの友人達に
「そんなもんにハマったら高くてヤバくね?」って心配されますがw
職人さん達ががんばって創った世界一の磁器→「輸出用に作られたもの」は
本当に高くてとても手が出せないんですが、だんだんヨーロッパでも
技術が向上してきて自国で流通するようになり、日本の磁器の輸出が
減少してしまった対処で江戸後期になっての日本人用一般庶民向けに
いっぱい作り出したものが安くてお手頃なのです。

Some

しかも高級な物の、絵柄の緻密さや洗練されたデザイン物に比べて
緊張感の無い伸び伸びとした筆遣いが、見ててとても楽しい♪
こちらも緊張感なく気軽に毎日楽しく使えます。

ほら、まだ「獅子」というものの姿が定着してなかった時代らしく
「獅子図」といえども↓↓↓こんなユニークな顔をしてたりするw

Imari01

野山(川もあるみたい)を縁起物(のようみ見えるもの)と一緒に
すごく楽しそうに駆け巡ってるブサイクな獅子(笑)
なんだかすごくハッピーなお皿ではないか。
これは一目見て気に入ってしまった大好きなお皿(だった)
※これが先日割ってしまったお皿なのです(涙)

ところで兎夢は骨董品の器を集めるにあたって闇雲にハマらないよう
いくつか自分でルールを決めてます。
 ●1万円以内で買えるもの(まだ1万円出したものはない)
 ●手描きのもの(判別できないものも含む)
 ●動物が描かれてるもの(魚と鳥は含むけど虫は除く)
 ●渦巻きが描かれてるもの(渦巻きが無条件で好き)
 ●毎日使えるもの(大皿は毎日使わないので手を出さないw)
 ●しまう場所がある(これ結構重要)

こんな風にルールを決めておくと、見つけるのも楽しいし
家も破産しなくて安全ですw

↓そんな風にしてポチポチ集まった日常使いの器の動物たち↓
 200円〜8000円(8000円は1点だけ)

Sone01 Some02
獅子:平皿           :大振膾皿(中鉢)

Some03 Some04
:煮物蓋茶碗         ニワトリ:猪口

Some05 Some06
(中の底に渦巻き):小鉢   キジ?:角皿

Some07 Some08
:杯             :茶碗
↑の内側にも金彩色絵の兎が居ます↓

Usa
外側が染付けで内側が金彩色絵って珍しい
↑毎日サプリを飲むときに、サプリ入れとして使ってます。

Turu Sagi
:皿             サギ:皿

Koi01 Koi02
:膾皿(1枚のお皿に三匹の鯉が居ます・1匹省略)

ね、こうして見ると結構楽しいでしょ(^-^/
入手先は近所のアンティークショップ、川越の骨董市、
そしてヤフーオークションなどなどです。
家族分は買いませんw(2点あるものもいくつかあるけど)
もっぱら兎夢独りで使うものです。

Some10
真ん中の鳥が隠れちゃってもまだまだ全然可愛いこのお皿は平戸焼
(漬け物が乗る時もあるしニシンが乗る時もある)

色絵もいくつかあるけど、紹介はまた今度〜(^-^/

 

あ、そうそう....
器を集めるようになったら、以前よりお料理が好きになりました(^o^/
そして「食べる」のも好きになったよw
(以前は食べるのめんどくさくてあまり好きでなかったのだ)

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コメント

友人にもアンティークカップをこよなく愛す者がおりまして。
彼女曰く「コレ使うときは時間が止まる気がする」のだそうな・・・
ワタシ的に解釈するとたぶんこれは、この磁器が見てきたであろう時間に思いをはせながらの一時を楽しむ。そんな気分であろうと。(あっているかどうかは甚だ疑問(゚Д゚;)

ワタシ自身にそういった嗜好がないもので^^;想像するしかないのだけれども。何十年も何百年も前に作られたものが、いま手元にあるという出会いの妙はとっても感じます。
きっといま、「その運命をもってそこにある」と信じてます。大事にしてあげてくださいね~

あと、やっぱり感じるのは「アート」としての価値なのかなぁ。
時空を超えて共感できる紋様との出会い。偶然が必然を産んでココにある、なんとも不思議な感覚ですよね~

投稿: ジミバ | 2011年2月10日 (木) 21:57

>ジミバちゃん
 うんうん。
 いろいろ思いが馳せるよぉ。。。
 私の場合は、この絵を描いた人のことを考えます。

 どこの部分から描き始めたんだろ?
 どんな部屋で描いてるんだろ?
 暑い時?寒い時?
 描き終わった時、どんな顔して眺めたんだろ?
 一番最初に買った人はどんな人だろ?

 てね。
 想うこといっぱいですw
 それが....楽しい♪

 100年や200年経って....
 こんな人(アタシ)の手元にあっていろいろ想像されてるなんて
 当時の作者も未来に思いを馳せただろうか?

 ...割っちゃイカンね

投稿: 兎夢 | 2011年2月11日 (金) 12:31

よりによってお気に入りの品だったんですね…
思い入れのある物が壊れると悲しいですよね。

いっその事、兎夢さんが新しく半分作っては?
作陶して、まだ柔らかい時に形を合わせてカットして
絵を書いて金継ぎして…(^^ゞ

投稿: はっしー | 2011年2月11日 (金) 22:19

>はっしーさん
 おもしろいアイデアですねー
 なんか夢がひとつ増えたかも

 現代の白磁に同じ(ような)絵を描いてみようかな....
 とは思ってました。
 昔の言葉では“写し”というらしい。
 でも獅子の下に兎も描きそう...w

投稿: 兎夢 | 2011年2月12日 (土) 02:03

良いわ、良いわ、あのお獅子のお顔!
すっかりハートをつかまれました
あのお獅子のお皿が割れてしまったとあれば、傷心のほど、よおくわかります
わたしは瀬戸物には深い知識もないのだけど、古伊万里は色合いが好きで、
長崎に行った折に、大量に買い込んできたことがあります。
でも、長崎の古伊万里は本物ではないのですよね、たしか。
絵付けの動物たちに兎夢さんのような目を注いだことがなかったので、わたしにとっては大発見。
これからは、どれどれと、目を皿のようにして(寒いだじゃれで失礼)動物柄を探しそうです。

投稿: Shim | 2011年2月14日 (月) 22:20

>Shim さん
 昔の人にとっての、この描かれてる動物たちは
 現代人の私たちよりもっとずーっと自然で身近な
 生き物であったと思われますので、その描かれ方にも
 興味が湧きますね。
 ここに載せてないんですが他にも“鶴”があって
 これがわりかし“かわいらしい”んですよ。
 私たちはあまり“鶴”を生で見た事ありませんから
 その可愛らしさを見る度に、昔の人たちが“鶴”たちを
 どのような目で見てたか....を想像するのも楽しいのです。

 そうそう、目を皿のように(笑)して
 古い絵を楽しんでくださいな。

 
 (あのお獅子さまの顔と身体が割れなかったのが
  せめてもの救いなんだけど。。。。)

投稿: 兎夢 | 2011年2月15日 (火) 01:21

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