知恵と勇気と運で...突破せよ!
先週の18日木曜日、足の指を怪我してから9日目になったので
そろそろいいだろうと、よさこいの練習に参加したところ、
右側に体重を掛ける度に足からピシっ!と小さな電気信号のような痛みを
いちいち身体がキャッチして、それが気になってしまい
ロクに踊ることができませんでした。
ロクに踊れないというか、足を『ン?!』って気にしたとたん
今まで苦労して覚えた振り付けがサクっとフっ飛ぶんですよ。
で、頭真っ白。。。止まってはイケナイ演舞がそちこちで止まりまくり。
いち早く振り付けを覚えていつも先頭で練習してた兎夢なのに
「今日の兎夢さんどーしたどーした???」騒ぎですよ、もぉ
(縦一列で練習するから先頭で間違えたり止まったりすると迷惑かけるのです)
足の怪我は....まぁそれは考えるにそれほど重大な事でなく、
確かに9日前にあんな怪我したら当然そのくらいの痛みはまだ残ってるだろな...
みたいな感じなので理性ではあまり気にしたくないのですが
身体が怖がって勝手にちーさなちーさな信号に反応してしまうのです。
このホンのちょっと足を気にしただけで振り付けを忘れてしまう情けなさに
ショックを受けてこの日の帰り道は気持ちが落ち込んで落ち込んで
どよよ〜〜〜〜んな状態で帰ってきました。
それから3日後の日曜日練習は、そんな情けないどよよんはヤなので
あれこれ考えて、初めてよさこいをやり始めた年に買った足首用サポーターを
ひっぱりだしてきて(←最初の年はあまりに足がヘナヘナだったため
用心のために使っていたねんざを防ぐ足首サポーターで今は使ってない)
ギュギュギューと両足首を締めて、いざ出陣。
ほら、足首がギュゥゥゥっとしてると、そこがギュンギュンしてるから
そっちからもっと端末の小さな薬指のことなんかの意識薄れるハズ、ってね。
これがねー、見事に大成功でさ(笑)
さすが自分で考えた自分の対処法だわなぁ...と感心してしまったほど。
この日は無理はしないよう気をつけながらも思う存分動けたので
帰り道は気分爽快で楽しくて楽しくてルンルン♪しながら足取りも軽く
自分ちのマンションに近づいたところ....
なにか妙な胸騒ぎを感じ始めたのです。
ハナシ変わりますが。
兎夢家では現在3人家族のうち、家族Bは海外に居て、
もひとりの家族Aは単身赴任で川越から車で3時間ぐらいの所に住んでます。
週末にはこちらに帰ってきて日曜日の午後にまたアチラに戻るんですが
この日の日曜日はいつもチャリでよさこいの練習に行く兎夢に
「帰る時間には雨が降るかも」ということで「車で送って行ってあげる」との
申し出があり、お言葉に甘えて練習場に車で送ってもらって
家族Aはそのままそこから別宅のアチラに帰って行ったのです。
日曜日のよさこいの練習時間は3時間。
家族Aの運転時間もちょうど3時間。
アッチとコッチ、お互いにそろそろ家に着くなぁ...という時。
兎夢の胸騒ぎはどんどん確実なものになってきて
「あぁぁぁぁ恐れていたことがとうとう今日起こったかも」
たぶん、きっと、いや、確かに.....
自分の鍵は持ってない!
....ということに気づいてしまったのです。
家を出る時は家族Aが鍵を掛けたし、
傘を忘れないようにした覚えがあるけど
鍵のことはすっかり忘れていた...自信がある(^-^;
ということは?
よりによって管理人さんが居ない日曜日だし。
確か、入居説明会の時にマスターキーがない
ということを聞いた覚えがあるし、
ということは緊急の場合は鍵の本体を外す
工事をするんではないでしょうか...
それは、予定外の出費になりそだし
それよりなにより、日曜日だし...
マンション管理会社も休みだし...
以前立体駐車場の一番下に
鍵落っことしちゃった時も日曜日だからって
何もしてくれなかったし...
3時間かけて遠い別宅に着いたばかりのヒトに
また戻ってきて、って言っていいのか悪いのか
そだ、アタシが電車で2時間半かけて別宅に
鍵を借りに行こう!.....とおもいきや
お金を一銭も持ってないことに気がつく。。。
ということは?
しばらく独りでパニクった後...しかたないので
マンションの管理人室に貼ってある緊急の連絡先に電話しようと
携帯いじってたら......
運良く、帰宅してきた住民が居てオートロックが開いたのです。
(これが夜の9時とか過ぎてたらこんなタイミングよく開かないでしょう。
まだ夕方6時半だったので、帰宅者が居る時間でラッキーでした)
よ〜し!
もしかしたらアタシは運が良いかもしれないので
がんばれば自分でなんとかできるかもーーー
シャカシャカと自宅の前まで行って(うちはマンション2階)
あれこれそちこち念入りにチェックしながら自分ちの入り方を模索。
最初、隣の人に助けてもらってベランダづたいから入ろうとしたけど
残念ながらお留守のよう...しかも、境目の柱が太すぎて
「ベランダづたい」という技は、横ネズミ返しのようなものに阻まれて
不可能なもよう。
『ふ〜む。。。公団住宅の2階の時はこれで入れたんだけどな』
さすが、分譲マンションともなると↑あんな簡単には入れないらしい。
最初の案がダメでちょっとメげたけど....
もしかして、ものすごーくがんばれば(笑)この手はどーだろ?...って
技を思いつく
まさかそんなことまでするとは思わなかったけど
でもそれをしないと、どーなってしまうのアタシ?
みたいな火事場のど根性みたいなのが沸々と湧いてきて
兎夢...ちょっと準備運動した後、挑戦してみました。
防犯上の理由によりココに詳しく書けませんが
よさこいの練習帰りだったのでいわゆる“体操着”というものを
着ていたこと、と、本日は実に気分爽快で踊ってきたうえ
足首サポーターの効力(?)でなんか身体がすごく身軽な感じで
“それ”は思いのほか簡単にできてしまい....
『開いててくれぃ(祈)』と念じるように祈ったその窓は
奇跡的に開いていたので.....
兎夢、無事に自分ち入ることに成功
そして兎夢、ダッシュでトイレに駆け込み(ずっと我慢してた)
汚れた体操着を脱ぎ捨て大急ぎで着替えて、
通報された時に備える。
....が、30分経っても何も起こらないので、ひといきつきながら
『ここのマンションの防犯対策』に不安を覚える。
オートロック、数々の防犯カメラ、横ネズミ返し、まだ明るい時間、
で、シロウトの兎夢がこんな簡単に入れるなんて
いいんでしょうか???
それとも兎夢が.....“くのいち”?!(なわけない)
笑い事でもないようなので、うちでもちょっと真剣に考えるとしよう。
(Macを鎖でつないでおくとかね)
ところで、すっかりひといきついてから、アチラの家族Aに
電話したら、ちょうど別宅に着いた直後だったよう。
「大変な事が起きた!」と言って沈黙してみたら....
「も、も、もしかして...鍵?鍵ぃ!?」
「そーなの....とうとう恐れてたことがぁ....」
すると↓
「い、今....たった今ココに着いたとこだけど。。。。」と言った後
「■×△※...ぐ...ぬ....×※○▽...はぁ...うっ×」
なんか、言葉になってない悶絶してるような息づかいだけが
聞こえてきた(^-^;
『やっぱり、もいっかいココに戻ってきてぇ』ってのは酷だったみたい。
くのいちみたいなヨメでよかったね、オット。
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コメント
いやはや・・
結果オーライで良かったですね。
せっかく足の指が治りかけたときに怪我が無くてなによりです。
------------
実は、たまたま昨晩、めずらしく枯れっぺも鍵を持って無くて、女房殿をインターホンで起こしてしまいました。
投稿: 枯れっぺ | 2009年6月23日 (火) 08:46
>枯れっぺさん
そうそう、怪我をしたばかりだったので、
怪我しないよう....ものすごく気をつけましたよ。
それと最悪、もしまんがいち悪い方向に落ちた場合(^-^;
命の保証はあるか.....ってのも考えて(いちおうね)
『下は雨のせいで今は柔らかいだろう土と草』だったので
れっつトライ!となりました。
ところで枯れっぺさん、ぜひお聞きしたいのですが。
もし昨晩奥様がお友達と一泊旅行中お留守だったらどうしましたか?
そして、鞄の中を見たらなんとお財布もなかったら?
かろうじて携帯はあるけど夜遅くて誰かに電話はしづらい状況。。。
さぁどうする?!
投稿: 兎夢 | 2009年6月23日 (火) 15:30
>兎夢さん
はい、
鍵がない場合は、
隣が義理の姉の家なので、そこでルービーなど呑みながら歓談します。
実際に、数年前にあったような気がします・・・。
投稿: 枯れっぺ | 2009年6月23日 (火) 16:34
いま、たった今なんですが、みう姉から
「兎夢さんがアドベンチャーしてるから見てみ!」と電話が。
(,,゚Д゚) ほんとだぁぁぁあ
足のケガに「くのいち」って。絶句
何事もなく何よりですが・・・どうかご自愛ください~(T^T)
投稿: ジミバ | 2009年6月23日 (火) 18:56
>枯れっぺさん
そうか.....
いざという時は待機場所があるんですね。羨ましい。
近所付き合いがないマンション独り暮らしだとちょっと
困る事もあるんですねぇ(つくづく)
深夜のゴミ捨ても気をつけなければ。。。
>ジミバちゃん
あうあう、うちにも電話かかってきたよ!
開口一番「コラコラぁ〜危ない事すんなー!」て。
(好奇心でヒグマの足跡追っかけてったヒトなのにねぇw)
ご心配おかけしてますがm(..)mいやちょっと登っただけで
それほどキケンなことはしてないんですよ実際。
小学校の高学年だったらできそうなこと。
ただ運動不足のおばさんとかおじさんだと危ないかな?って
程度のこと。
私も尻が重くなって押し入れの上段にスっ!と登れなくなった
5年前だったらやらなかったけど現在は股関節も柔らかいし
足腰も強くなってて尻が軽くなってるんですよw
最近怪我したばかりで怪我の怖さも本人が一番懲りてるところ。
そー無茶なことはしませんってば。
練習帰りに汗まみれの体育着着たままそこらをずっとさまよってたほうが
よっぽど体力的に無茶だったとも言えるんではないか...と。
えへへ。。。(*v.v)イイワケシテミマシタ...
足の指は、2日間あの方法で練習続けてしまいましたが
今日見たら、腫れもなく順調に回復していました。
リハビリ段階に入っても大丈夫のようです(^o^/
今気をつけてる事は疲労蓄積によるアキレス腱の怪我です。
それと....深夜のゴミ捨て、かな(^-^;(オートロックなもんで)
投稿: 兎夢 | 2009年6月23日 (火) 21:27
いや、怪我してんのにそんなアドベンチャラスなコトをするなんて…勇気とかの問題じゃない!! と思って。
アタシは一応、体力に自信があるときしかしないし<大嘘。
しかし、「くのいち」はどんな怪我をしていても任務を遂行するから「くのいち」なのだ!!
…現代に蘇っちゃったねぇ。
これから、二人で組んでトレジャーハンティングでもする?
投稿: みう蔵 | 2009年6月24日 (水) 00:22
>みう蔵さん
確かに怪我して1週間の間は靴が履けなかったので
コレはやらなかったでしょうね。(くのいちに非ず?)
でもこの日は12日も経ってたし足首サポーターのおかげで
自分的にはすっかり怪我のことを忘れられて
すっきりスーパー絶好調だったという実に
タイミングの良い時だったみたいです。
それと使った技はひとつだけではなかったのだ。
まさに知恵と勇気と運です!...うん。
みう姉と兎夢と冒険の旅に出たら.....
アブネー!!!
(制御システムのジミバちゃんが必要w)
投稿: 兎夢 | 2009年6月24日 (水) 14:32
よさこい復帰されたのかな~?と
覗いてみたら・・・「くのいち」とは^^;
また思い切った事をなさいましたねぇ。。。
(ワタシにはとても無理です;)
でもでも、本当に御無事でよかったです!
ちなみに我が家ではなんでか
主人がカギを無くすという事態が起きてました。
2日後無事自宅内で発見され事なきをえましたが…
その発見場所がオーブンレンジ棚の下という
別の意味で謎を呼んでおります^^;
投稿: 更紗 | 2009年6月26日 (金) 17:50
やっちまいましたか。
実は私は、転勤間もない頃に。
鍵を掛けずに本宅へ...。
まぁ、途中で気づいてUターンしたので、事なきを得ましたが。
でも、北関東エリアに入ってから気づいたので、相当な出費となりましたけどね。
投稿: まえだ | 2009年6月26日 (金) 21:16
>更紗さん
いや、工夫すれば意外と簡単なんですよ!
みなさん、空き巣には気をつけましょう(^-^;
...って鍵を無くすのも怖いですね。
出掛け間際に鍵が見つからないと遅刻するし(やったことある)
でも、妙な所から出てくる鍵は....
人ごとだと和みます(スイマセン)
>まえださん
なぁ〜るほど。
その手の失敗もあるんですね!
大家さんに鍵掛けてもらう...とかできそうだけど
ダメなのかな?
それだったら地元の名産おみやげで済みそう。
投稿: 兎夢 | 2009年6月26日 (金) 23:38
今度はコチラで告げ口しちゃお(*^。^*)
みう姉ったらまたまた「鍛える」とっ超えた「サディスティック」な真似してるから・・・
詳しくはみう姉ブログまで(^◇^;)
ふたりで旅・・・(,,゚Д゚)
だめですって。制御システムどころか、辺りであわあわしてるのが関の山ですって!
誰も止められないと思う、よ(まじで)
投稿: ジミバ | 2009年6月27日 (土) 19:17
>ジミバちゃん
あっはっは。
なにやってんだか...でもなんだか...わかる(^-^;
「辺りであわあわしてる」とか言いながら
いざとなったら、日本の端っこまでひとっとびなのは
ジミバちゃんの方。。。
三人三様油断大敵UMW...あれ?UWF?
(いつのまにか忘れてるがな)
投稿: 兎夢 | 2009年6月28日 (日) 00:21