煙に乗って。。。
闇に浮かぶ本水槽の緑の灯り。
あの日、小炭が目指した灯り。
今日も小さな命が光輝いてるところ。
当時、出窓に設置されていた入れ子水槽のアウト側に居た小炭は
イン側の寧々のところへ行こうと得意のジャンプと力技で
兎夢が作った蓋をぶち破った...まではよかったのですが、
勢い余って方向を誤り出窓下の床に落下。
そののち、
誰も居ない家の夕闇の中、
ちょうどそこから遠くに見える景色は本水槽の灯り。
たぶん...こんな風に見えたのかもしれません。
(出窓真下からは出窓水槽は見えません)
小炭はあの緑の灯りを目指してその後もジャンプを繰り返したもよう。
小炭は出窓からは驚くほど離れた
出窓水槽と本水槽の中間で静かに息絶えていました。
どちらの水槽にも辿り着けなかったかわいそうな小炭を偲んで
この日から45日間毎晩お香を焚いて小炭が居た所に置き、
「その煙に乗ってどこでも小炭が行きたい所へ自由に行って欲しい」と
兎夢なりの供養しました。
今日もお香を焚いてます。(-人-)
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コメント
こんばんは
兎夢さん、悲しすぎますー
今、外出先で今日のブログを拝見したら…
悲しくて、悲しくて、小炭ちゃん可哀想で、涙と鼻水がボウダと…。
(回りは、他人だらけの所なのに涙が抑えきれない)
小炭ちゃん、寧々タンのいる水槽めがけて、そんなに驚くほど飛んだんですか
その時は、さぞ無念だっただろうに…。
ホントやるせないです。
でも、兎夢さんに、ご供養してもらって、今は、安らかな気持ちでいるのではないでしょうか。
想いは遂げられなかったかもしれないけれど、こんなに愛されていた事を実感しているのではないでしょうか。
兎夢さん、寧々タン、THE SUISOU の皆の事、見守っていると思います。
そして、「もう少し休んだら、また皆の所に行くから安心して待ってて~」何て、言ってくれるのではないでしょうか…。
小炭ちゃんのこと、私も祈ります。
投稿: ミイ | 2008/08/09 22:47
兎夢さん、もう一度読み返してみたら、小炭ちゃん、寧々タンの所に命中しなくて、“生きよう”と、本水槽めがけたんですが、力尽きてしまったんですね…。
小炭ちゃんは、凄いですよ!偉いです!
良く頑張った!本当に良く頑張った!
もう、涙と鼻水でグチョグチョです。
投稿: ミイ | 2008/08/09 23:50
>ミイさん
わわわ、、、
ホント悲しみの巻きぞい...スミマセンですm(..)m
でも...なんだろ。
兎夢の方は少し気持ちが軽くなりました。
ありがとです。
投稿: 兎夢 | 2008/08/10 18:10
渓流魚は陸を這いずり…目的地に向かう事が、有ります。
賢い小炭さんは画像の様に見える本水槽に向かったのは間違いないでしょう。
魚達は諦めなかった。
飼い主の期待に応えるべく…。
私が兎夢さんのブログを訪れた時(人生で一番最初に見たブログ。)
尾だけが炎の様に赤色の黒い魚(知らなかった訳ではありません。)を見た時に「ああ、この子に呼ばれたんだ。」と思いました。
記事にはされてなかったですが、もう寧々さんが病気になっていた頃です。
学生時代に琵琶湖固有種が淀川ワンドに居る調査などをしていたので、病気が記事になった時に、小炭さんに勧請された事に確信を持ちました。
それから一年、毎日三回以上、兎夢さんのブログを見る日々です。
小さな小炭さんは遠く離れたおじさんの水槽飼育に、そして生活を一変させました。
残念にも、生命活動が先に止まってしまいましたが、煙りに乗るまでもなく、不屈の小炭さんは、本水槽へ寧々さんの所にたどり着いていたはずです。
投稿: ルキノ | 2008/08/12 00:46
>ルキノさん
「勧請」...これまた凄い言葉を使っていただいて...
確かに小炭はちょっと特殊なコでした。
飼い主とも「餌」で結ばれているのではなく
よーく観察された上での信頼関係があることを
実感できましたし、兎夢が仲間であるにもかかわらず
そっちに行って混ざって一緒に遊ぶことができないことを
気の毒がっていました。
だからこそ小炭は自ら飛んでみせたような気がします。
ものすごく強い意思だったら辿り着けますね。
重い身体脱ぎ捨ててでも。
小炭にはもう一度どこかで逢いたいですわぁ。。。
投稿: 兎夢 | 2008/08/13 15:42
ルキノさんの「勧請」辞書で調べたんですが、ズバリとは出ていなくて…「呼ばれた」と解釈して良いのでしょうか?
ルキノさんのコメント深いです。何度も読み返しました。
私には高度ですが…(いつも、勉強になります)
兎夢さんのレスを見て、また泣けました
小炭ちゃんは、本当に偉大な、大っきな大っきな存在だったんですね。いや、今も
投稿: ミイ | 2008/08/13 17:10
>ミイさん
新しい言葉覚えましたねw
小炭の存在は大きかったですねぇ。
うんうん...今も存在し続けてますね!
投稿: 兎夢 | 2008/08/15 18:26