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2007年9月の14件の記事

さてさて。

ん?!

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小炭?.....って思っちゃった方も居るかな〜w

70928koeda02
昨日撮影の小枝最新画像ですよ(^-^/

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↑8月10日にやってきた小枝です。
最初は35ミリあるかないかという感じで、お腹はえぐれてて
変な色で、ヒレも欠けてたり穴が開いてたり....
ショップでは半額にしてくれたうえ「すぐに死んでしまったら
もう1匹居ますからそれをあげます」とまで言われてたコでしたが
(そっちのコも程度は同じなんだけど)←後に☆になってました(><)

うちに来て一ヶ月半過ぎました。
早くも虹色パウダーが身体全体に見られ、
体長も45ミリぐらいになってます。

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そして...

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やっぱり...

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カメラは...

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怖くないらしい。

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早くも“この顔”が見れて( ´艸`)ぷぷぷ

なんだか小炭ちっくに育っている小枝ですw
次週は、時間が逆行しますが、
小枝がうちに来た時から今に至る様子を
お伝えしていきますね(^o^/

 

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地味。

本日も“寂しい本水槽”からの画像です。

今はpeachも出向中なのでなんだか地味な本水槽です。

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寿々は甘えん坊で最初からステルス君にまとわりついてましたが...

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マイペースだったステルス君もさすがにちょっと寂しいらしく、
(今や覆いかぶさってくれるpeachまで居なくなってるので)
自分から寿々に寄って行くようになりました。
そんなこんなで、いつ見ても静かに仲良しな2匹が見られます。

70928sui

negも...

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静かなので久しぶりのカメラ目線。

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う〜ん。静かです。

水温も下がってきたので、そろそろみんな一緒でもいいんだけど
この機会に底面に入ってるヒーターを(4年目なので)交換しとこうか...
とか考えたりして、そうなると砂利をどかさなければいけないという
大きなな作業になるのでちょっとタイミングを図ったり気後れしたり。
でも小枝も寧々も大きくなってきたので早く本水槽で賑やかに
遊ばせてあげたいですね。
来週中にはなんとかがんばってみようかな。

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静かにおもろい。。。

寧々の闘病中(7月〜8月)の本水槽の様子です。

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賑やか組が居なくなってるのでとても静かな本水槽なのですが...

70710sui77
フと見るとおかしなことを静かにやってる方々なのです(゜×゜*)プッ

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一瞬とかでなく、かなり長い時間こんな感じ。

70810sui77
しかもしょっちゅう。

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そのうち寿々も....

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君たち...なぜそんな状態が好きなのか(^.^;

小炭や寧々のドタバタにすっかり慣らされてるうちのコリ達は
なんだか静かすぎて物足りなそうなのでありますw

現在はpeachが寧々&小枝水槽に出向してるので
この3匹で遊んでますが↓(negとステルス君が太りました!)

70822sui

そろそろみんな一緒にしようと思ってます。
迷惑だけどドタバタもちょっぴり恋しいと思ってる君たち
待ってろよ....d( ̄◇ ̄)


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Hooの義理喰い

みなさん、こんにちわ。仙人顔のHooです。

70627hoo
いや、前のコメントで「仙人に見える」って言われたりしたので
またまた妖しい目のHooです。

70623sui10

兎夢的には約4年間毎日毎日かかさず見てる顔なので、
最初に見た、かーわーいー顔のまんまに見えてるんですが
たまに過去画像見るとえらく昔画像が“若く”見えるので
思わず笑っちゃいます。

70714hoo01

70714hoo02

4歳になりましたが、今でもじんわり成長し続けていて
とうとう4cmになりました。
デカいです。普通にデカいです。どんだけ大きいかって...
1年魚のコリドラスジュリーの寿々より少し大きく見えます(@o@/

最初から相性は良かったので今や兎夢との信頼関係はバッチリで
最近はなかなかおもしろいことするんですよ。
Hooは、アベニーの得意技“ちゅる喰い”ができないコなので
兎夢が毎日小さくて細めの赤虫を選んであげたり、
大きいのはブツ切りにしたりと至れり尽くせりで食べさせてますが、
たまにちょっとおっきかったかな?というのをピンセットで差し出すと、
それをじっと見たHooがあきらかに食べる気がない様子ではあるものの、
一応食べようとするフリをします。それがちょーわざとらしい(^.^;

『あれ?食べたいのに食べれなーい!えい!えいっ!あれれ?』ってね。

もうね、最初っからズレてるし。絶対食べる気ないぢゃん!みたいな。
早くブツって欲しいって見え見えなんですけどね。
まぁそれ見てからいつも切ってあげるからたぶんそうなったんだと思うけど、
“兎夢がHooのために食べやすく切ってあげている”ことをちゃんと
理解してるらしいということと、なんだかその仕草にHooなりの私に対する
“一応食べようとしてる姿を見せる”という“義理”みたいなの感じてね。

「そーか、Hooは義理喰いするのか、そーなのか!」とか言いながら
にまにまにんまり赤虫ブツ切りにしてる兎夢なのです。


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みんなで...

今回の寧々の闘病生活を振り返ってみると。

↓誰よりもいち早く寧々のピンチに気がついたステルスくん!

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初めての薬浴でパニクる寧々に寄り添って安心させてくれた小炭↑

↓病気が重くなった寧々と触れ合うことができなくなった小炭の
 遊び相手をしてくれたpeach

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        更に危篤になった寧々にそっと寄り添って
        仲間のもとに戻る気力を蘇らせてくれた寿々↑

こうやって思い返してみると図らずもメンバーみんなで
協力し合ったみたいなことになってますねぇ。
1匹でも欠けていたら?....と考えると今回の寧々の回復は
やっぱり凄い事に思えます。


で。
こうくると、Hooは何したの?....ってことになりますが。
何もしなかった訳ではないのですよ。

70706hoo01

4歳というご高齢にもかかわらず
この夏、調子を崩すこともなくとても元気で寧々闘病中も、
ずっとこのかわいい顔で兎夢を和ませてくれていました。

70706hoo03

寧々に関しては緊張の連続だったので、
この“和みエネルギー”はどんなに役立ったことでしょう。

ありがとう、Hoo!
ありがとう、みんなっ!(⌒ー⌒)  
これからもみんなで仲良くやっていこうね。


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みんなが好きでした!

↓2年前うちにきたばかりの時の小炭です。

50716kosumi1 50716kosumi2
35ミリあるかないかでオトシンネグロのnegと同じぐらいでした。

それが2年後には9センチという、こんなりっぱな身体になり
THE SUISOUいちの大型魚となりました。
(ここから過去に掲載された画像を使います)

70524kosumi

小炭がTHE SUISOUで過ごした2年間を振り返ってみると...

小炭が小さかった時、先に大型魚だったClaraさんに
断っても断ってもw 根気よく誘われ続け、
いつしか一緒に遊ばされてしまうようになりました。

6516sui_2 61003_2
右の画像。ステルス君をおとりに待ち伏せされ↑まんまとClaraさんに
下からアップタッチをくらって「あれぇ〜」な小炭。
後にも先にもこんな“やられちゃった”小炭の姿は1回こっきりです(笑)
でもClaraさんとの遊びは小炭もまんざらではなかった....というのは
Claraさんが居なくなってからわかったのですが。

ステルス君のことが大好きだったClaraさんをいつも見てて真似をしたのか
そうでなくてもステルス君が好きだったのか、よくわかりませんが

71218kosumi 61112sui55
本当に大好きでいつも追いかけ回してチキノシしていました。
写真に撮るとまぢでシアワセそうな表情で写りますw

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最初みんなはpeachのことを恐がりましたが、
小炭は全然平気で乗っかってみたり一緒に遊んだり。
結構良い遊び相手でした。

寿々が来て...ステルス君と同じコリドラスなので、
どんな感じか興味深いところでしたが...

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ステルス君に逃げられると、代わりに寿々と遊ぶ...という
あくまでも2番目扱いでした。
寿々の方はステルス君を見て学んだのか、
小炭を嫌わず仲良くしてましたよ。

そして、ちっちゃな寧々が加わると....

70126sui55 70618sui55
まるでClaraさんの面影を偲ぶように最初からとても
かわいがってくれました。(寧々も小炭が好きでした)
よくClaraさんが小炭にやっていたようなシンクロスイムを
寧々に教えてる様子もみられました。
寧々が闘病生活に入ってからは献身的に寄り添ってくれて
以前寧々にはあまりやらなかったチキノシもたくさんやりました。
寧々が危篤となりガラス越しになってもやってました。
寧々回復後には、そんなチキノシ大好きな2匹が果たして
どんな様子を見せてくれるか、とっても楽しみだったんですが....

そうそう、地味なnegとだって小炭はよく遊んでましたよ。

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最初の頃はよく“剥がして”ましたが(^.^;
よく見てるとさりげなくタッチしたり乗っかったりもしてましたw
いじめてるわけではないのです。

Hooとの画像はありませんが、Hooには下からツン!と
お腹を突き上げる遊びをしていました。ボール?
(兎夢はトスと呼んでましたが)
幸いHooがそのことに無関心だったのでよかったですがw

というわけで...

70119sui55_2

水槽内の仲間達みんなが好きだった小炭。
こうやって画像を見ながら2年間を振り返ってみれば
なんと楽しそうな毎日を送っていたではありませんか。

 

好奇心旺盛で仲間達とよく遊び、
毎日楽しそうに暮らしてた小炭。
最後まで仲間想いだった小炭。

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2年で居なくなってしまったのはとても寂しいけど....
それはそれは楽しい2年間だったね。

たくさんのシアワセ画像をありがとう、小炭。

そして...
一番最後にカメラに収められていた小炭の姿は...

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8月7日のお昼寝と....

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8月9日のお昼寝。
(このショットを撮ってすぐに兎夢は出かけたのでした)


     
   
小炭特集はこれでお終いです。

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小炭のチキノシ

これは7月初旬の出来事です。

病に倒れた寧々が(隔離されて)本水槽から姿を消して5日目、
薬浴水槽で思わぬ 再会を果たした小炭はよっぽど嬉しかったのか
喜び勇んで寧々に対して今までで一番情熱的なチキノシをし始めました。

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二匹で静かに並んで入って眠るかな....と思っていた土管の中で、

70710kosumi02
それはもぅチキチキノシノシチキチキノシノシチキチキノシノシと、

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尽きる事のない、

70710kosumi04
情熱の嵐。

これでは(病気の)寧々が危ない...と、たまらなくなって
思わずカメラ越しに小炭を呼んでみたら、

70710kosumi05
なんと通じたのか、小炭が振り返って、

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「なぁに?」....と顔を出して来た!

70710kosumi07
呼んだら来たのでびっくりしてる兎夢をしばらく見つめた後、

「ゴメン、戻るね」と再び寧々の所に戻って
続きのチキチキノシノシをした小炭なのでした。


と、ココまで写真で見せといて実は動画があるんです。
流木土管バージョンと↓

たまらなくなった寧々がフラフラ〜っとリタイヤする所が
写ってますでしょ(^.^;

そして、 しっぽがはみ出てたら寧々に対する衝撃が少ないかな?と、
取り替えてみた壷バージョン↓


そんなわけで狭い所でのチキノシは衝撃が多すぎて病気の寧々にとっては
危険と判断され(病気でなくても危険っぽいが...(^.^;)
この後、小炭と寧々を一緒にする時は土管も壷も撤去されたのでした。

(広い所では、なんていうか風圧(?)で衝撃が逆に少なくなるんだよねw)

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存在感

今日は、どちらかっていうとステルス君の写真なのですが...

ステルス君のことが特に大好きだった小炭なので
ステルス君を撮ると一緒に写ってることが多いのです。

70614sui01

いったんスイッチが入っちゃうとシツコイ情熱的な小炭のノシノシは
小さなステルス君にとって気の毒なことにも見えましたが、

70620sui55

おつきあいが2年にもなるとステルス君もそれなりに大きくなったし、
かわし方にも余裕が見えました。

70706sui11

そして、かなり迷惑っぽいことをされてるにもかかわらず
ステルス君が小炭を嫌ってる仕草はあまり見られませんでした。
(Claraさんに育てられた影響も多少あるかと思いますがw)

70623sui
(偶然ですが)微笑んでるように見えるステルス君の顔↑

それは、体力的には“はた迷惑”なノシノシであっても
“攻撃ではない”ということがちゃんと通じていたこと。
それと、“大きな身体”を持ち“観察眼”があり、
“騒動発生”の時には何事にも動じない落ち着いた小炭が
みんなを安心させてくれる、という役割をしてくれて
それを“頼りになる”と感じていたのではないかな、と
今まで見て来たことから、なんとなく思います。

大きくて強い小炭。それが自分に好意を寄せている仲間であれば、
確かにそれは頼もしいことだよね。

そして兎夢的には、寿々が仲間入りしても、やっぱりステルス君のことが
一番大好きだったのが小炭のかっこいいところでしたよ。




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カメラ好き(すりぃ)

まぁそんな訳でカメラを見ると目の前に飛び込んでくる奴なので
急にフレームインしたり、思ってたより近づいてきちゃったり、で
反射的に撮らされてしまい、いまいちピンが甘くて没画像になっていた
小炭faceも一挙掲載!

61112kosumi

小炭は兎夢のことを良く見るわりには“餌くれダンス”をしません。
というか、小炭は餌時に餌を食べないのです。

61212kosumi

それよりもみんなが狂喜乱舞して餌を食べてる様子がなぜか楽しいらしい。
特にステルス君の食事姿に萌え萌え〜♪

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みんなが食事してるので楽しそうにグルグル旋回はしてるけど
自分はたまについばむ程度(ポーズでやってる風)で後は、
Hooの赤虫をピンセットから巧みに奪ってみたり、はたまたHooの口から
奪っちゃってみたり(奪っても食べるわけでもない)

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逆さ斜め立ちしてるステルス君のお腹をツンツンしてみたり。
とにかく小炭にとって“みんなのごはんタイム”は
“小炭のお遊びタイム”のようなのです。

70502kosumi

ということで、小炭は兎夢に対して“餌につられて”ということが
まったくなく純粋に「遊ぶ?」な仕草で兎夢に接してきます。

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そこが他のコ達とちょっと違う小炭の魅力でもあるわけなのですよ。

70224kosumi
変顔一歩手前w

しかも昼間もよく遊んでるわりには夜行性の兎夢と同じく
夜行性なので兎夢が覗く時は、いつもこんな風に出てきてくれて
小炭との付き合いは2年間だったけど、顔を合わせてる時間でいえば
4年目になるHooと同じぐらい濃いものでした。(Hooは早寝で朝寝坊)

 

 

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カメラ好き(つぅ)

7月6日撮影。寧々が隔離されたばかりのころです。
(まだ小炭が寧々槽の方に応援に入ってないとき)

兎夢はHooを撮ってるんですけどね....w

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↑カメラに気づく小炭。

そしてHooと寿々の大きさ比較ができるショットです↓

70706sui13
↑まだカメラが居るのを確かめてる小炭。

で、寿々のアップを撮ってたら....

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上空が暗くなって....ちょっと見上げる寿々w↑

ニッコリ顔の小炭がフレームインでゆっくりカメラの前を通過です。
確信犯な顔ですよね。

撮影ポイント変わって、水槽の裏に回った兎夢ですが...

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↑ちゃんと見てる小炭

小炭にはカメラ目線が“友達になりたがってる奴”に見えるらしく
普通に水槽内の“友達”と一緒の感覚で接してくれてた気がします。


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カメラ好き

水槽横から密かにHooを盗撮しようと目論んでると....
それを察知したHooが巧みに去って行き、

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代わりに小炭がにこやかにやってきます。

泡浴びしてる寿々を見つけてピント合わせてると....

70618sui
フイに小炭が顔を出します。

こんな風に小炭以外の“誰か”を撮ろうとしてたのに
“小炭になっちゃった”こと日常茶飯事でした。

70422kosumi
なので....こんなショット(小炭を盗撮)を撮ると

ちょっとばかり「うっしっし」な気分になったものです。
小炭に見せたら「いつのまに!」とか言って悔しがりそうな気がしてね。


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一ヶ月.....経ちました

頼もしい小炭の姿が見れなくなって早一ヶ月です。。。。

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闘病中の寧々を一生懸命励ましてくれてましたが...

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同時に兎夢も....とても励まされてました。

70806sui12

失ってからの喪失感ったらそれはもぉ......

小炭はカメラ好きだったし、兎夢のことも普通に水槽の仲間たちと
同じに思っていてくれてたので毎日顔を合わせて会話していたし、
2年間の間に撮った写真もたくさんありました。
特に小炭の場合は仲間たちが大好きだったので
他のメンバーとかかわってる写真やカメラの前に、にゅっ!と
顔を出してる写真等がたくさんあります。

一ヶ月の時間を経て...やっと整理する気持ちになってきたので
今週は少しずつ小炭の未公開画像をアップしていきますね。

 

病に倒れている寧々をステルス君が発見して、
みんなで救助活動を行った日の夜↓

70706sui02

まるで(隔離されて)居なくなった寧々をみんなで心配してるような
様子だったので思わずシャッター切りました。

..でもね、心配顔に見えるステルス君に対して、なにげにしっぽを
フチに乗っけてる小炭がお茶目ちっくでかわいいんだよね。
この時は、心配症なステルス君を励ましてるように見えました。

 

明日も小炭。




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クラウンローチのイソジン浴

イソジン浴についてはココが本家なので試されたい方は
そちらも必ず一読していただきたいと思います。
それに付け加えて熱帯魚であり薬浴に弱いとされている
クラウンローチに対するイソジン浴の手順を書いておきます。

まずはクラウンローチに対するイソジン浴の考え方ですが、
まったく同じというわけではありませんが考え方のイメージとして
ヒトでいう「抗がん剤治療」だと思ってください。
菌を退治してくれる力が大変強いのですが、
それゆえ本体に与えるダメージもあるのです。
なので、その時の病魚の状態に合わせて投薬量や時間を
慎重に決めなければなりません。
病気の状態が重いと1回で治らない場合もあります。
そんな時は時間をあけて何クールか行う可能性もでてきます。
魚本体に負担がかかるものなので、なるべく少ない回数で菌を
撃退してあげたいので、薬水を作るときは正しく作りましょう。

**********************************************************************************

カラムナリス菌によるエラ病を完治させた体験をもとに書いてます)

カルキを抜いた真水槽をふたつ必要とします。
●まず、ひとつに病魚を隔離します。
 もともとの飼育水には病気の元になった菌が居るのでなるべく
 新しい真水にしますが、水質が飼育水とかけ離れてる場合は
 病魚の負担を軽くする為に飼育水から慎重に水合わせをしてください。

●病魚が落ち着いたら水温を序々に25度〜26度にします。
 これはカラムナリス菌の場合であって、白点病の場合は28度以上にします。
 この温度はとても大切なことなので絶対間違えないようにしてください。

●同じ水温で薬浴水を作ります。
 大事な事→用意する真水は不純物のない新しいものです。
 (病魚が複数居る場合、めんどうでも1匹ずつその都度あらたに
  薬浴水を作って別々にやりましょう)※これらの理由は
 ひとつ前の記事のルキノさんのコメントに書かれています。

 実際やってみた兎夢としてはクラウンローチには真水1リットルに
 イソジン液2滴が良いのではないかと思います。
 イソジンは直接薬浴槽に振り入れないで他のコップ等に2滴落として
 それを薬浴槽に溶かし込むと良いでしょう。
 (直接2滴落とし込もうとすると失敗することがあります)

●イソジンの薬浴槽に病魚を入れて様子を見ながら5分間薬浴させます。
 とても心配で一挙一動に心臓がバクバクしてしまいますが
 分量を間違えてなければ5分間ぐらいなら案外大丈夫です。
 (でも嫌がる時は早めに切り上げてください。主治医はアナタです)

●5分間たったら綺麗な真水に戻します。
 この時は元の飼育水が一切入ってないほうが良いと思います。
 目には見えませんがイソジン浴によってあちこち炎症を起こしてる
 可能性があるので水槽菌が居る場所にはまだ戻さない方が良いでしょう。
 抗がん剤治療でも治療中は白血球が減り免疫力がグンと下がります。
 そういったことと同じ状態だと思ってください。

●静かで落ちついた環境で回復させる。
 しばらくじっとしてるので良い環境で休ませましょう。
 12時間ぐらいすると動きだしてくるので様子を観察できます。
 寧々の場合は3回目のイソジン浴の後、初めて背びれが全開で立ちました。

 予後が良好であっても5日〜1週間ほどはこの綺麗な真水での隔離を
 お薦めします。
 寧々を見てて、イソジンによって炎症を起こしたと思われる所の回復に
 4〜5日かかったように見えたからです。

 観察の結果、もう一度必要と思われるときは
 24時間以上あけて再度挑戦です。
 カラムナリス菌の時は、水温を26度以上にあげないよう
 待機中も気をつけてください。
 過剰なエアレーションも要注意です。
 (PHが上がるうえ、カラムナリス菌が充分な酸素を喜ぶ)

 ※但し、寧々の場合3度目の薬浴が終わってもすぐにエラの動きが
  治ったわけではありませんでした。エラの動きが正常になったのは
  1週間以上経ってからだったと思います。
  しっぽや口にも感染していたので、そちらの回復具合と寧々の
  元気具合を見て、エラの動きがまだ早くても完治に向かってる、
  と判断しました。

**********************************************************************************

 闘病生活一ヶ月間を経て...

 いろいろ調べてわかったりこの目で実感したりして学んだこと
 ↓
 ★カラムナリス菌が喜ぶ環境★

 ○あったかい所(特に27度〜28度)
 ○充分な酸素がある所。
 ○薄い塩分がある所。(0.5%以下の塩分)
 ○PHが高くてミネラルたっぷりな硬水。
  (エアレーションやマリンソルトに注意)

 ということで、寧々はイソジン浴の後は今までより
 水量を増やした水槽で常時水温25度に維持して
 これにより溶存酸素量が増えたのでエアレーションをやめ
 ピートとハンノミを使ってPHを下げたお水を
 たくさん作っておいて頻繁に水換えをして、
 カラムナリス菌の復活の阻止に務めました。


 エラ病を認識した時からこれを確実に実践していたら
 寧々の闘病生活はもっと短期間だったかもしれません。
 (意外と難しく一度でも失敗すると菌が爆増するのが水温の維持です)

 イソジン浴のことを“抗がん剤治療”のようなもの、と書いたので
 とても恐ろしい治療のような印象を受けたかもしれませんが
 クラウンローチにとってエラ病を発症してしまったら
 それは死に至る病だと言って過言ではないでしょう。
 イソジン浴の良い所は“短時間”で済む治療だということです。
 それは薬に弱いクラウンローチにとって非常に適した治療であって
 量を間違えなければ、成功の確立がグリーンFゴールドよりも
 はるかに高いものと実感しています。

 画像を見ておわかりだと思いますが、寧々はかなりギリギリの
 所までいってしまいましたが、その状態で3度のイソジン浴に
 耐えてくれました。そして現在の健康を取り戻した姿があります。
 みなさんも勇気を出して正しい薬浴で助けられるコを
 ぜひ助けてあげてください!

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70910nene02

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寧々の闘病生活(14)最終話

ちょっと間が空いてしまいました。
8月はなにかと忙しかったんですが記事を書こうとすると
小炭のことを思い出して悲しくなっちゃたりでちょっと躊躇してる間に
身内が入院したり、、、、今度はヒトのお世話をしたりしてます...
....寧々と同時でなくてよかったわぁ(つくづく)

そんなこんなで時間を見つけてはちょっとずつ書き出したりしてたのですが
保存に失敗して記事の半分が急に消えたり!(悲)
寧々が生還できた大事な記事なので早く書きたかったんですが
こんなに遅くなっちゃって....m(..)m
催促もせず、そっとしておいてくれた皆さんにも感謝しつつ
たぶん長文になると思う寧々の闘病生活の最終話を書きます。
********************************************************************************************
これは今から一ヶ月遡った8月3日からの続きです。
現在の様子ではないのでご注意ください。

約一ヶ月近く,薬漬けになったり塩漬けになったり...で
すっかり皮膚の色もくすんでしまいヒレもボロボロの寧々です。

70802nene_2

カラムナリス菌にエラだけでなく、ヒレや口にも進撃されて
とうとう自力で餌も食べられなくなり、そして動けなくなって
死に行く魚になってしまった寧々でしたが、
小炭や寿々たちの力を借りながらなんとか再び排泄物を見ることが
できるぐらい食べさせることに成功し、寧々が必死に粘ってくれて
兎夢に再びチャンスをくれました。

...とはいえカラムナリス菌にここまでやられてしまっては、
もう生半可なことをやってる余裕はないということがさすがにわかります。
ヒレの破壊具合を見ていると今では1分1秒までもが貴重な時間です。

今すぐに手を打たねばならない....
ココまで来ていったい何が効果的なのか....

この一ヶ月間の寧々の様子を画像を見ながら必死になにが良かったか、
なにが悪かったか、思い出しながら頭の中を整理しました。
今まで病気治療の経験がなかったので逆に情報が多すぎても
「混乱」が発生します。とにかくこの一ヶ月間自分で
見て、やって、感じたこと、を大事にしながら考えをまとめました。

そうすると、もうグリーンFゴールド等は使えないと思いました。
“寧々本体にも負担がかかる上にカラムナリス菌の進行を
 ちょっと押さえるだけで撲滅させることはできない”
と、わかったのでここでまた同じことを繰り返すことは無意味です。
しかしそれ以外の薬を手に入れるには時間がかかりすぎます。
どうしたものか考えていた時になんとタイミング良く
“イソジン浴”の情報がコメント欄よりもたらされました。
aquartistさん、ありがとうございました!)

イソジンのことは知っていたのですが「薬に弱い」と言われてる
クラウンローチにはまったく無縁のものと思い軽く読み飛ばしていた
程度だったのですが、今回再びこのHPを訪れてよく読んでみると
なんと、うろこの立派な金魚さん達でもエラ病となるとやっぱり
グリーンFゴールド等は進行をやや押さえる程度で完治させることが
できない、と書いてあり、そしてそう判断された方が考え出した
“イソジン浴”だったのですね。
以前読んだときよりもこの一ヶ月を体験してから読むのとでは大違い!
書いてあったことに激しく共感し、イソジンという薬は怖かったものの
たった5分間という短時間浴が今の寧々に耐えられるギリギリの所では
ないかと思えたのです。

ということで、8月3日の夜やりました。

HPには1リットルにつき2〜3滴のイソジンと書いてありましたが
寧々はクラウンローチの幼魚なので1滴にしました。
時間は寧々の様子を見ながら5分以内もありえるな、と
タイマーを置いて慎重に見守りました。
思ったほどのヘンな動きはなく、寧々はしばらくすると
全部のヒレを広げたりして、そして滲みたのか(?)
エラ洗いなんかし出したり、、、
いや、こっちは寧々がちょっと動く度に心臓が口から出そうになりましたよ!
初めてのイソジン浴、ドッキドキでした、、、、。

70804nene

無事に5分間を終えて
塩浴のインタンクに寧々を戻した時には
全身汗びっしょりでグッタリしてた兎夢
なのです。
で、寧々は特に変わったこともなく
今までと同じく写真のように
ひたすら耐えてます。

汗かき過ぎたので水分補給しながらHPを見てイソジン浴のおさらいをしてたら
とあることにハタと気づきました。

あ。

間違えてる....(-_-;)


HPには「カルキ抜きした真水にイソジンを.....」と書いてあるのに、
兎夢は寧々が居たインタンクの塩水と新しい塩水を合わせた塩水に
イソジン入れてました。
いや、塩水も真水もたいした違いないんぢゃ?って思いがちなんだけど
ルキノさんがまたタイミング良く書いてくれたコメントに
こうあるではありませんか。→「(イソジンの)殺菌力は水中では
ヨードの量によって殺菌力が変わりますが、当然、飼育水中には
有機物が多数浮遊している為、有機物の量によって有効性が不安定
もしくは効果の無い可能性があります」
←意味、わかりました?
えとですね。
寧々が居たところの塩水を入れたってことはですね、
ここに数えきれないぐらいのブラインシュリンプも一緒に
入っていたのですよ(^.^;

これぞ多量の有機物〜!(だよね)

ルキノさんのコメント読んだ直後だったからブライン達見て
なんか頭に引っかかるものあったけど、イソジンの量とかの方に
気がいってて別にいいや、ってなっちゃったらしい。

イソジン1滴で大量の有機物.......き、効かないかも(_ _。)

こんな大事な時にミスをするなんて。でもHPを良く読むと
「効かなかった場合は24時間以上間をあけて再び挑戦」という
救いの記述もあり。寧々の様子を見ると特に良くなった感じもなく...
でも悪くなってしまった様子もないと思われるので
真水にイソジンで再チャレンジすべく体力の回復を待ったのです。

70805sui_2
そんな寧々を励ます仲間達→
寧々はあまり動けないけど仲間達が周りに居ることは“安心”につながってるようです。



70806neneそして8月5日の夜に
再び5分間のイソジン浴をしました。
今度は、真水に2滴です。

塩水のインタンクに戻って
再び耐える寧々。


(周りのツブツブはブラインシュリンプです)


70806sui01

そして
励ます小炭.....



70806sui02_2

..と、寿々。

 



寧々はグリーンFの時もそうだったけど 薬浴すると、薬に対抗(対応?)
するため無駄な動きを一切やめてじっと動かなくなります。
たぶんほとんど“眠る”状態に近いものだと思うんですが
先に使用したグリーンFゴールド等の時には、この大切な時に
激しいチック症状が出てしまい“眠る”状態になれず
どんどん体力を消耗してしまったように思えます。
イソジンではチックがまったく出ないのでよく休めたようです。

そして2日目〜!(8月7日)

70807nene01
なんと!
ひさしぶりに背びれが少し立ちました!!!
(なんだか背びれは半分ぐらいに細くなってましたが)

.....がエラの動きは変わらず早いままで、しかし口元に今まで見なかった
クレーター状のものが発生してました。
イソジンの副作用なんでしょうか。
気になりますが、なにしろ寧々の様子が今までになく良いのです!

70803nenetail2 70807nenetail02

しっぽの写真も撮って8月3日のと見比べてみると
削られていくばかりだった細胞が復活の兆しを見せてます。
今回は真水がよかったのか有機物が最小限に押さえられたのか
2滴が良かったのか2度目だからか、確かに“効いた感じ”がしました。

が、エラの早さは変わらずなので今後どうしたものか様子を見ながら
考えます。と、思ったもののこの一ヶ月間したたかに進撃を繰り返された
カラムナリス菌に対しすっかり激しい恐怖と敵対感があり、
なんとかこのまま“一気に畳んじまえ!”的な勢いが兎夢に湧いてきて、
このままのんびり様子を見て細菌に復活されないようやっぱりいろいろ
「一気に!」といきたくなりました。

寧々の顔が“死に行く魚”の顔でなくなり“生きる魚”になったので
このまま“生きる細胞の本能”を一気に目覚めさせたく
寧々槽の水を塩水から真水に変えることにしました。
真水のイソジン浴の時、塩水からいきなりポチャン!でも
寧々は平気だったし、かえって気持ちよさそうだったこと。
それともうこの頃には塩水の効果に何も期待してなくて、
(逆に薄い塩水はかえってカラムナリス菌にとって居心地が
 良いのではないかとさえ思い始めていました)
それよりも寧々の身体の本能に期待したかったからです。

2日前から差し入れしていただいたハンノミや水草や貝を入れて
お日様にも当てたりしながら作っておいた真水で、
寧々に楽しかった以前の水槽ライフを思い出してもらって
それぞれの細胞に生きる力を漲らせたいと思いました。

ぢゃ、真水に行きますよ、ぽちゃん!
(薄い塩分経由の水合わせも、もうしません)

.....という前にもう一度念のために1滴3分間のイシジン浴をしました。
このあたりは(3度目のイソジンが)本当に必要だったかよくわかりませんが
いかにカラムナリス菌の復活が怖かったか、の現れだったと思います。

70807nene028月3日〜7日までに
3度のイソジン浴を体験した寧々。

またまた耐える寧々。。。

 


70808sui02_2

       
そして10時間ぐらいすると、
なんだか活発に動き出して...

 

 

 

70808nene11

口が治ったらしく
今まで自力で食べられなかった
テトラミンをバリバリ
食べ始めました!

 

 

70809nenetail02_2
2 回目直後の時より一旦はヒレ先や口元のクレーターが白くなってしまい、もしかしたらカラムナリス菌の復活か?!とか、それともイソジンで荒れてしまって真 水の中に居た普通の水槽菌にやられてしまったのか?!とか、とても心配したのですが、それは1日ごとに良くなっていき、4日ぐらいですっかりなくなりまし た。

 




70809nene

そして....3度目のイソジン浴から2日後の8月9日。
背びれが完璧に立ちました!

ひさしぶりに広がった背びれを見たら二ヵ所も穴が開いてたようです。
しかしすでにココも
回復開始の兆し。


       
寧々はエラの早さは変わらないのだけど、ガンガン食べて
みてる間に元気になっていきました。

70809sui03_2

小炭は夜行性で、昼間はぼ〜っと寝てることが多く...
↓13時46分に撮った写真では寝てました。

70809sui
寝ている小炭の横に自分から同じ角度で並んでる寧々。

この日、だんだん元気になってきた寧々がガラスを掘って小炭の所へ
行きたがる様子を何度か見たので明日は様子を見ながら一緒にして
あげようと、と考えてました。
その時はどんなにか2匹が喜ぶだろうと想像して思わずにやにやして
しまうほど楽しみでした。
小炭はカラムナリス菌に強いうえ、しっぽがすぐに反応してくれるので
寧々に菌が残っているのか良い目安にもなるのでまだまだ頼りにしてました。

夜6時頃、元気になった寧々を見てやっとひと安心しながら
兎夢はとても嬉しい気分で外出しました。
夜の7時頃は2匹とも活性が上がる時間でしたね。

この写真が小炭との最後のツーショットになりました。

 


この後、寧々の確実な回復のためにいろいろ工夫しました。
それは「寧々のリハビリ生活」として今後の記事に書きますね。

↓あ、そうそう。現在寧々のしっぽはおおむね治ってます(^o^/

70901nene01_2
色は入ってませんが形は元通りです。
(もうじっとしてないので撮影が大変です)

70901nene02
9日から回復始まって約3週間でこんな感じ。
予想してたより早い回復でした。

 

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