日々急成長をとげているブラインシュリンプ達の傍ら、ゾエアくん達は
ちっとも大きくなりません。相変わらずプラケの傷みたい。
しかも先日の、妙に暑かった日曜日以降めっきり姿が見えなくなって
しまいました(^.^;
ミクロな世界のゾエアくんが5匹以内になっちゃうとプラケのどこに
居るのか探すのがひと苦労です。
そんな中、卵を残したままを気水化したボトルでは、大潮のせいか今頃
8匹ぐらい孵化してます。
なんだ、気水でも孵化するんだったら最初から産室ボトルを気水化すれば
よかったな(^.^;
ちょっと育ったのは見えなくなっちゃったし、狭いので見つけやすいボトル
ではまた孵化したての振り出しに戻ったし....ってなわけでいつまでたっても
ちーさいゾエアくんたちなのです。
ちーさ過ぎて撮影困難なゾエアくん達が、いったいどのくらい小さいのか
ちょっとわかりやすい画像で見てみましょう。これはトリミング画像です。

見えましたか? 右に1匹居ますね。
チューブの太さがまだ日常見てるより太く見えてるハズですから
ゾエアくんはもっとちーさいんですよ。
これもトリミング画像。

定規と一緒に撮れました。
現在一番大きいかなってサイズのゾエアくんです。
長さは約2ミリでも、その細さを見てください。
身体が半透明ってのもあるんでしょうがプラケの傷に見える細さなんです。
では実際にカメラのファインダーから見たらどー見えるのか。
コンパクトデジカメと違っていちデジのモニターは撮る時に使いません。
撮る時に覗くのは1センチ×1.5センチほどの小さな小窓です。
ここから被写体を見て撮ります。
で。小さな小窓から覗くとこんな感じぃ↓

オートフォーカスはほとんど使えないので自分の目でピントを合わせます。
マニュアルフォーカスっていいますが、目で見ながら手でレンズをまわします。
しかしマクロレンズぷらす虫眼鏡(そーなんです使ってます(^.^;)な世界では
激しく被写界深度(ピントがあう幅)が狭いので手でまわすのはドコに居るのか
探すときだけで、細かいピント合わせは自分の身体のZ軸(前後)の動きで
決めます。もちろんゾエアくんは動いてます。比較的ゆっくりで助かりますが。
それにシビアに合わせるのは機械よりヒトの身体の方がやりやすいのです。
他になにも居ないように見えますでしょ。
でも周りにはブラインシュリンプ達がうろついてるんですよ。
被写界深度が狭いのでちょっとZ軸がずれていれば何も写りません。
...ということは一度見失うと、探すのが大変、、ってこともあるのです(^.^;

こちらはボトルの方に発生したゾエアくん。
近くに来てくれたのでここまでの大きさになりましたが....これが限界です。
どーやってピントを合わせるかというと、兎夢の場合はこの状態で
ゾエアくんの黒い眼を見ます。見えたら「ピントキター!」みたいな(笑)
見えた?
虫眼鏡は大きく写すため、というよりこの眼を見るためです。
根性要る世界なんですよ。(って根性で見てるんか!)
集中力使い果たしてぐったり昼寝なんかしちゃいますもん(^.^;
ちなみに、ゾエアくんを良質なガラス水槽に入れるとか強力なライトを
つけるとかすればもう少し楽に撮れるハズです。
仕事ではないのでそこまでしないでありのままの状態でがんばってますが、
次回は透明な水槽にしよーっと(-_-;)
でも。
でもねー。ひとたびピントが合えば....(↓上の画像を拡大したものです)

肉眼ではモチロン、虫眼鏡でも見えなかったその身体をこ−して
見ることができるのですよ(^o^/
なんでも「顔」が見たい兎夢にはうれしい瞬間です!
ということで。
ゾエアくんのちーささ、わかりましたかぁ?
マクロレンズを使ってもゾエアくんはちーーっこいのです。
カメラでこの姿を見ながら写してるわけではないのでとても大変です。
この姿がイキナリ見えるのはきっと顕微鏡の世界でしょう。
2ミリ以下のゾエアくんはもしかして顕微鏡の世界の方ですね!
あぅ....欲しいな顕微鏡(笑)
っていうか。
もっと撮りやすいぐらい大きくなって欲しいなゾエアくん(^.^;
そして次の顔が見たいよ。
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