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2018年7月15日 (日)

2年目(その1)

母が他界して早2年となりました。

母とは、、、
私が子供の頃から
あまりうまくいってなかったので
どちらかというと悲しみよりも、
介護の援助や
葬儀の手伝い、
父を助けたりすること、などが
なんとか無事やり遂げられたという
ホッとした気持ちの方が強くて
最初の頃はケロッとしていましたが...

一年近く経ってから
『…そうか、
  母とはもう二度と話ができなんだっけ』
という実感を自覚。
 
もっと腹を割って
色々話をしておけば良かったかな、とか
聞きたい事全部聞いておけば良かった、とか
かなり後から喪失感が湧いてきました。
 
 
という訳で
残っている父には今のうちに聞きたい事
いっぱい聞いておこうね!....と
同じことを感じている弟1号とも話をして
今は積極的に父と三人でよく会話をしています。
 
昔の事
戦争中の事
私たちが子供の頃の話
父と母の結婚前の話やいきさつ
色々聞いて、
初めて知ったりすることもあり
これが意外と結構面白い。
   
自分の小さい頃の記憶って
間違ってたり勘違いしたまま
思い込んでたりしてるものもあって
今更記憶訂正したものもある。
 
あと、散々聞かされてきた母の言い分と
今聞く父側の言い分が、かなり違う(笑)
  
 
最近では、あ、あれも聞いてみよう!
これも今のうちに聞いとこう!と、
日常生活の中で思いついたことを
ついメモるまで
父との会話が楽しみになりました。
   
 
そうそう。
今になって
   
どうしても母に聞きたい!って事が
  

ひとつあるんですよ。
   
母はちょっとした謎を残していったのです。
  

実は去年のニセ札騒動なんですが
あれは母の鏡台の引き出しの中から
出てきたものなのです。

母は昔の旧札やコインを集めていたようで
昔の小銭とともに
古〜い、千円札数枚と
古〜い五千円札一枚が
一緒になって保管されていたのですが
   
その五千円札一枚が
プリンターで両面印刷されてる
ニセ札だったのです。
    
(プロの印刷機で刷られたものではないの)
      
しかし今は使われていない昔のお札で
全く馴染みがないので
パッと見それほど違和感もなく
(っていうかニセ札があるなんて
 思いもしてないと
 意外と気づかないものみたい)
   
気づかないまま父はそれらを
信用金庫に持っていって
両替を依頼。
    
→気づいた信金側が警察に通報。
→父、警察に連れていかれる。
→父への疑いはすぐ晴れたけど
→今度は孫たちが疑われる。
  
そんないきさつだったんだけど
実際のところ家族内(私と弟)では
警察が全く疑わなかった母の方を
半分ぐらい疑っていました。(^.^;
   
だって実家にある
両面プリントできるプリンターは
母が管理していたからねぇ。。。
(バリバリ使いこなしてました)
  
もし、意図的にやろうと思えば
例えば旧札コレクションを
なんとなくコンプリートしたくて
たまたま誰かが持っていたのを
借りてコピーしてみた、とか?
   
使う気は全くなくても
ちょっとコレクション的に
そんな気になって試してみた?
  
それとも誰かに騙されて、
うっかり交換(買わされた?)した?
  
それとも誰も気づかず、普通に巡り巡って
母の元にやってきたニセ札を
そうとは気づかず大事にしまっておいた???
   
実際のところ、母に聞いてみない限り
本当のことはわからない。┐(´-`)┌
   
でも、もはや二度と聞けないので
これらの件はミステリーなまま
我が家的に迷宮入りなのです。
   
   
…たまに
考えても考えても答えがわからない
この件を思い出すと
なんだか、私も死んだ後に
ちょっと小洒落たプチミステリーなんぞを
わざと残してみたいな、と
最近は思ってしまう。
 
(ニセ札コレクションは、、、、しないけどね。(^-^;)
      
2年目は、悲しみも喪失感もあまりなくて
母がプチミステリーを遺した事が
ちょっと羨ましく思ったりする…頃のようです。

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コメント

兎夢さんこんにちわ!
今、うちのほうは、お盆です。
特別何かと言うわけではないけど、お盆の用意したり、お墓参りに行ったりです。
そんな中で
お母様の話興味深く拝見しました。
亡くなってしまうと何か美化されて、いい思い出が光ります。
あまりよくない思い出も 何か許せてしまいます。
私ももっと話を聞けばよかったと、後悔しています。
お父様を大事にして、一杯お話をしてくださいね。

投稿: かのんべ | 2018年7月15日 (日) 13:40

急に真夏になってしまいましたがお変わり有りませんか?
自分も大人になって家庭を持ってから親と話すって
確かに当時と違う視点と感覚ですよね。
自分は結婚をきっかけに両親との溝が埋まったんですが
出来るだけ話を聞かせて貰おう、一緒に過ごそうと思います。
いつか受け取った言葉が背中を押してくれたり救ってくれる・・・
それは唯一無二の財産だと思うのですよ。

さて、それを身をもって教えてくれた今は亡き祖母が
我が家でまたレジェンドを起こしました。
先だっての大雨災害から一週間、道路も何とか復旧したので
山裾にある墓所に様子を見にいったんです。
そしたら祖父母のお墓の二段上から下のお寺の一部までが流されておりましてねsweat02
よくよく見たらまさに土砂崩れスレスレのところに祖父母のお墓が立ってまして・・・
両親&我が家では「おばあちゃんはお空に行ってもスゴイ!」と
ざわついておりましたcoldsweats01

投稿: 更紗 | 2018年7月15日 (日) 21:13

>かのんべさん
 え、8月お盆ではないの?
 7月お盆はこの辺では東京だけかと
 思ってました。意外や意外。。。
 はい、ありがとうございます。
 父とは意識して後悔のないよう
 接していこうと思います。
 
 毎日猛暑ですが、大丈夫ですか?
 暑さに強い私も以前より疲れやすくなりました。
 かのんべさんも身体に気をつけてくださいね。
 涼しくなったらまた一緒に出掛けましょう!

>更紗さん
 え、えええーーー!
 お墓流されてたの?!
 で、で、も。。。
 上の石だけですよね?
 お骨の方は移動せず無事ですよね???
 そうか、そういった被害もあるんですね。sweat02
 でも、更紗さん宅皆様がご無事でなによりです。

 それにしても、ギリギリで踏ん張れるご先祖さま。
 なんだか頼もしいですね。(^-^/

 そういえば私の祖母のお墓も
 山のかなり急斜面にあったけど
 …無事だろうか。
 

投稿: 兎夢 | 2018年7月16日 (月) 21:46

>上の石だけですよね?

・・・うちはかろうじてcoldsweats01
区画の石垣が何とか耐えてくれたんですがお隣と下は根こそぎだったので本当に紙一重でした。
でも手前の2区画からうちの区画の間がゴッソリ削られてしまってどうにも出来ず
現在お寺と行政からの連絡待ちです。
家族内では「きっとお婆ちゃんがお盆に誰も来ないってしょげる」
「何か代わりに企画してあげなきゃ」と思案中だったりします。

同じ山裾でも規模が小さかったり谷間じゃないところのお墓はなんともなかったみたいです。
特に関東なら真砂土質の場所は少ないと言いますから大丈夫なんじゃ無いでしょうか?

投稿: 更紗 | 2018年7月16日 (月) 23:26

>更紗さん
 真砂土質が要因だったんですか。
 それにしてもお婆さまもご無事で
 なによりです。
 お盆は…お墓参りっていうか
 向こうがご実家参りみたいなもんだから
 盛大な提灯や灯籠でなんとかしょげるのを
 防いでいただけるんではないだろか。

投稿: 兎夢 | 2018年7月18日 (水) 12:28

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